さたんの雑記

マイルとかホテルとか

ダブルツリー・メルボルン宿泊記1 ~ホテル予約&アクセス~

メルボルンのホテルの宿泊記もホテル・ウィンザー、ヒルトン・メルボルンに続き第三弾です。

www.hamptons-satan.com

www.hamptons-satan.com

今回の宿泊先はダブルツリー・バイ・ヒルトン・ホテル・メルボルン・フリンダーズ・ストリートです。メルボルンにあるダブルツリーは一軒だけなので、「ダブルツリー・メルボルン」と表記することにします。

doubletree3.hilton.com

メルボルンにあるヒルトン・グループはダブルツリーとヒルトンの2軒です。たまたま尋常ではないほどホテルレートの高い週末に宿泊することになってしまったので、ポイント&マネー特典(旧制度)を使って宿泊することにしました。全額キャッシュだと300ドル近くする日程だったのですが、20000ポイント+90ドルほどで予約することが出来ました。ポイント利用としてはまずまずだったかなと。ヒルトンはもっと高かったのでパスにしました・・・

フリンダーズ・ストリートは、メルボルンのCBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)の南端の通りの名前です。立地としては(観光客目線では)中心部にあって便がいいのかなーと思って選びました。

ホテルの部屋タイプとしては

  • QUEEN/TWIN/KING GUEST ROOM INTERIOR
  • QUEEN/TWIN GUEST ROOM
  • KING GUEST ROOM
  • KING ROOM CITY VIEW
  • KING FLINDERS STREET STATION VIEW
  • KING ROOM SKYLINE RIVER VIEW
  • KING ROOM SKYLINE RIVER VIEW WITH BALCONY

の7ランクがあります。このホテルの特徴としては一番下のランクがINTERIORであるということでしょうか。INTERIORというのは中庭に面している、というおしゃれな感じではなく、建物の内側にある=窓がない部屋という意味なんですよね。一応ホテルのサイトには書いてありますけどこういう部屋ランクを初めて見たのでちょっと衝撃でした。実際にホテルに行ってみるとわかるんですが、建物が密集しているので窓が設置できないエリアが結構大きいんです。これは立地的に街の中心部にあるのである種仕方ない点でしょうね。

あとは、QUEEN/TWINとKINGは値段設定が異なります。KINGのほうが少しだけ高く設定されているんです。TWINよりもKINGのほうが早く売れるとかはよく見ますけど、最初から値段設定が違うというのはあまり見たことがなく、これも個人的には新鮮でした。

少しずつ部屋タイプが良くなると眺めが良くなる設定になっています。まあ正直眺めが良い部屋泊まるならヒルトンなりソフィテルなり泊まると思うのでここに泊まるなら別に良い部屋ランクにする必要はないと思います。

先にも述べたとおり、ここには旧制度のポイント&マネーで予約を入れたのですが、そのときはKING GUEST ROOMまでが最低ランクの部屋として20000ポイント+約90ドルで統一されていました。なので、当然(?)KING GUEST ROOMで予約を入れました。同じ料金なら良い部屋に予約入れておきたいですよね。ただ、3月1日から始まった新制度ではきっちり細かく必要ポイント数が分けられていますね・・・ 

当日は空港からのアクセスでした。今回はSkybusを使ってみました。値段としては往復36ドル、片道19ドルでしたので3人以上ならタクシーのほうがよいと思います。

空港ではチケットを買う列が結構長くなっていましたが、比較的スムーズに進みました。バスは二階建てのものと、ワンフロアのものがありました。とりあえず来たバスにどんどん乗るというスタンスで、それぞれのバスが結構いっぱいになります。

空港からサザンクロス駅までは30分ほどで到着です。サザンクロス駅からは自分でホテルまで行くこともできますが、ホテルを順番にめぐるバスも無料で利用できます。利用できるホテルのリストは以下のリンクをご覧ください。

SkyBus - Participating hotels

サザンクロス駅についたら”Hotel Transfer”のブースで自分のホテル名を伝えて、呼ばれるのを待っていれば良いです。案外このホテル巡回バスの利用者は少なくて、人数が増えるまで待ったりしますので気長に。ホテルも順番にめぐるので、バスに乗ってからホテルに着くまで結構時間かかったりします。その上、ホテルの目の前まで必ずしも送ってくれるとは限りません。バスを駐車しにくいような場所にあるホテルの場合は、近くに止めてホテルの場所を口頭で言われたりします。実際、今回は徒歩3分くらいの場所で降ろされました。結局、サザンクロス駅到着からホテル到着までは30分くらいかかったので、次回からは自分ならサザンクロス駅からはタクシー乗るかな、という感じです。

ヒルトン・メルボルン宿泊記3 ~ラウンジからの眺めとその他~

ヒルトン・メルボルンの宿泊記の続きです。

www.hamptons-satan.com

www.hamptons-satan.com

さて、チェックインして、部屋チェックを終えたらラウンジへ。かなり広々としたスペースがありました。エキシビションセンター側以外の3方は窓になっていて、ラウンジ内も明るくなっています。窓際にこだわらなければ席に困ることはありませんでした。

ちなみに外の景色はこんな感じ。

f:id:hamptons:20170304233859j:plain

こういう景色だと、高いところから見なくても綺麗な景色が望めるので良いですね。

f:id:hamptons:20170304234051j:plain

テラス席もありました。けどメルボルンって基本的に寒い街ですので夏のいい天気の日しか使えなさそうですね・・・

f:id:hamptons:20170304234211j:plain

パノラマでも撮ってみました。結構いい感じじゃないですか?こういう水辺が好きだからかもしれないですけど。

ラウンジに行ったときはカクテルタイム真っ最中でしたが、フード類に人がたくさんいるというほどではありませんでした。しかしながら、ヒルトン東京お台場・コンラッド東京などよりもカナッペ・ドリンクは充実していましたので、2時間お話する分には十分でした。

たまたま空いている日程に滞在していたんでしょうか。さほど人が増えることはなく、席は半分程度しか埋まりませんでした。日本のヒルトンの感覚とは全然違いましたし、シドニーのヒルトンでもカクテルタイムは満席に近かったのでちょっと新鮮でした。

だんだんと日が暮れるにつれて景色も変化します。

f:id:hamptons:20170304235043j:plain

きれいだなあ・・・

f:id:hamptons:20170304235508j:plain

ラウンジが閉まる21時直前の西向きの景色です。すごいきれいな景色というわけではないですが、まだ日が暮れていないというのも含めた記録です。メルボルンの夏は本当に日の入りが遅いんですよね。日が長い+サマータイムの影響です。現地で過ごすと早起きが基本なので、日が沈んだらスムーズに寝なきゃという感じになります。

朝食は1階のDOCK37で頂きました。案外ホットミールもフルーツも品揃えがぱっとしませんでしたので連泊すると飽きる気がします。パンについては多少品揃え良かったかな。写真取り損ねてしまいました・・・

気をつけなければいけないのは、普通のコーヒー以外のエスプレッソ・カプチーノ・カフェラテなどを頼むと5ドルかかります。きちんと説明がありますが、知らないとちょっとビックリしたり、理解に時間がかかったりするかもしれないので一応。ここのフル・ビュッフェって普通に食べると40ドルかかるんですけど、そこからさらにコーヒー代とるんですね・・・

まとめ

CBD内ではないけれども立地は悪くなく、タクシー利用・徒歩のどちらでも不便さはありません。コンベンションセンターでの仕事なら絶好な立地といえるでしょう。それでいて少し中心部から外れる分安めの料金で宿泊できます。大規模なイベントがあるとさすがに高いようですが。

ラウンジは広さがあって混雑するといってもゆとりがありますのでカクテルタイムでも快適です。朝食はランクからすると普通レベルですが空いていて、使いやすいです。

個人的には次回もリピートしようと思うレベルに快適でした。

ヒルトン・オナーズ ポイント&マネー新制度について

2017年に入って、ヒルトンHオナーズがヒルトン・オナーズへと名称が変更、それに伴いポイント利用がフレキシブルになります。

www.hamptons-satan.com

その第一弾として、ポイント&マネー特典が、この3月1日より「利用しやすく」変更になりました。その内容についていろいろ調べた結果をメモ。

事前にヒルトンから発表されていたこととしては、

  • 5000ポイント以上1000ポイント単位での利用が可能に
  • アワードのカテゴリ制を廃止(ホテル毎に個別レートに)
  • スタンダードルームの必要ポイントの上限は据え置き

といったあたりです。これだけ聞くといい感じですね。

実際のところ、どう変わったのか見てみましょう。

ポイント&マネーの料金設定

とりあえず、一番の関心どころであった、ポイント&マネーについてです。伝わる人には伝わるような表現をすると、全額キャッシュで払う場合と、全額ポイントで支払うような場合が「リニア」に変化するようになりました。どういうことか見てみましょう。

ヒルトン成田で3/19から一泊する予約を入れようとすると、

一番安いHILTON QUEENがスタンダードレートで20000円++(24192円)、全額ポイント利用の場合20000ポイントが必要です。ちょうど1ポイント1円というレートになりますね。

ではポイント&マネーを利用しようとするとどうなるか、試しに5000ポイント利用する設定にしてみると、、料金は15000円++(18144円)になります。同様に10000ポイント利用すると料金は10000円++(12096円)、15000ポイント利用すると料金は5000円++(6048円)になるんです。

そう、つまり全額ポイント利用した場合のポイント単価が維持されます。全額ポイントで支払う場合と比べて、全体のうち何パーセントがポイントで支払われたか計算され、その残りの割合の料金が請求されるシステムとなっています。

全額キャッシュの場合のレートと、全額ポイントの場合のレートだけ比較すれば良い制度になりましたね、という表現が精一杯褒めた表現でしょうか。裏返せば、ポイント&マネーが最もお得というレートになることはなくなりました。

だって、全額キャッシュより、ポイント&マネーの方がお得ということは、ポイント単価が高い=ポイントを出来るだけ使ったほうがお得ということ。それなら全額ポイント支払いのほうがより一層お得になるって事ですよね。

ポイント単価はどうなのか

事前に言われていた通り、スタンダードルームの必要ポイント上限は据え置きされています。なので、今までどおり、ホテルレートが高い日程で宿泊する場合はポイント単価が1円程度になるような日程も出てきます。

ちなみに、上の例で出したレートは、説明しやすいように綺麗な数字になっている日付を頑張って探してきました。その結果、偶然、とても良いポイント単価な日が選択されています。

閑散期についてはどうでしょうか。事前に、閑散期は今までよりも少ないポイントで宿泊できるようになると発表がありました。実際に、東京近辺のヒルトンで必要ポイント数が少ない日程を探してみました。

ヒルトン東京    54000(28130円++)

コンラッド東京   66000(34300円++)

ヒルトン東京お台場 32000(16150円++)

ヒルトン東京ベイ  29000(12350円++)

ヒルトン小田原   37000(18050円++)

ヒルトン成田    19000(9800円++)

各施設いろいろな日程で(手作業で)検索をかけてみて見つかった最低ポイントです。それぞれに対応するキャッシュのレートも載せてみました。これから感じられることは、ポイント単価が0.5円程度にはなるようにポイント数を設定してくれるんだな、ということですかね。

いろいろ調べてみて、ホテルレートが安いうちはポイント単価が0.5円前後になるように設定、ホテルレートが上がって元々の上限に達したらそこでストップという設定になっている気がします。

プレミアムルームリワード

いままで、ヒルトンのポイント利用では、スタンダードルームが基本でした。それ以上のランクの部屋になると必要ポイント数が一気に跳ね上がる、といったことが平然と行われていましたね。キャッシュだと1000円も違わないような部屋ランクなのに数万ポイント上乗せが必要というのはざらにありました。ダイヤモンド会員向けにとても安いレートが出ていることがあったのも事実ですが・・・

今回の変更から、ほぼ全部屋タイプがまともなポイント単価で泊まれるようになっています。基本的にスイートにしか泊まらない、という人もポイントを利用しやすくなったのではないでしょうか。そういった上位顧客からの声があったんでしょうかね。 

まとめ

ポイント&マネーはあえて利用する価値なし、ポイント利用するなら0.4~0.6円の単価で統一、それより高い単価を出したければ割高な日程で利用するしかないという結果になりましたね。普通に改悪以外の表現が見当たりません・・・

3月1日の時点ではポイント利用するとサービス料が料金に含まれなくなるように設定されていて、5000ポイントだけ利用するのが最も割が良くなるという設定だったのですが、ミスだったようで翌日には修正されてしまいました。残念です。

ヒルトン・メルボルン宿泊記2 ~チェックイン&アップグレード~

当日は歩いてホテルまでアクセスしました。空港からのアクセスならSkybusのホテル巡回バスを使っても良いですが、待ち時間とかのことを考えると(迷わなければ)車より徒歩のほうが早いと思います。

徒歩でアクセスするとこのような角度でホテルを見ることが出来ます。

f:id:hamptons:20170220220618j:plain

中央の高い建物がヒルトン・メルボルンです。そして下に広がる横に長い建物がコンベンションセンター。広いです。

ここからは歩行者専用の橋を渡ります。渡って振り返るとこんな感じの景色。

f:id:hamptons:20170220220926j:plain

この横にかかっている橋ではなくて、奥に向かって架かっている橋のほうが中心部への橋です。このように天気がよいとこのエリアを歩くのも快適です。

車道の関係でエントランスは川とは反対側に設置されているため、ここからエントランスまではちょっとわかりにくいですが、ところどころにある案内板を見逃さずに歩いていけば2分ほどで着きます。

17時頃にレセプションへ行くと3人のスタッフがチェックイン手続きをしていましたが、日本人の団体さん(ツアーではない)がチェックインをしていてしばらく待たされました。数分で1人のスタッフが空き、「あなたも一緒のグループ?」と声をかけてくれます。

そして、チェックイン手続きです。アプリで表示されていた通り、「いつもありがとうございます。今回はキングエグゼクティブルームにアップグレードしました」とのお言葉を頂きますが、ここでちょっと粘ってみました。「2人で滞在するから出来れば2ベッドがいいんだけど・・・もともとツインで予約してるし・・・」とこちらが言うと、いやな顔1つせず「アレンジできるか見てみるわね」とパソコンとにらめっこしてくれます。まあ別にアップグレードしてくれたわけだし、ダウングレードされるんだったら今の部屋キープしよう、などと考えながら待っていると、「OK。2ベッドルームスイートに空きがあるからそっちにアップグレードするわ。会員だから追加料金なしでいいわよ。」とのお言葉・・・!なんと!スイートまでアップグレードされちゃいました。

ここでもう一度部屋ランクを見返すと

  • キング/ツイン/クイーン ヒルトンゲストルーム
  • キングヒルトンゲストルームプラス
  • キングヒルトンシティビュー
  • キングヒルトンエグゼクティブルーム
  • 2ベッドルームスイートベイビュー
  • 2ベッドルームスイートシティビュー
  • キングリラクゼーションスイート
  • キングヤラスイート

 なので、アプリチェックイン時に3段階、ホテルチェックイン時に1段階の計4段階アップグレードしてもらえたことになります。本当にありがとうございます。同行者にスイートにしてもらえたことを伝えると「ん?そんなことあるの?」みたいな反応。そりゃホテルの会員制度とか普通は無縁ですよね。

部屋に入るとまずこんな景色。以下の部屋の写真はチェックアウト前に撮ったものですのでちょっと乱れてる部分もありますがご容赦ください。

f:id:hamptons:20170220224335j:plain

左側が主寝室、右側が副寝室、奥にリビングルームが広がっています。関係ないんですが、主寝室をマスターベッドルームと書いてから、副寝室をどう表現するのかわからないことに気付きました。セカンドベッドルームとかでいいんですか?どなたか詳しい方教えてください・・・

f:id:hamptons:20170220235026j:plain

こちらが主寝室です。キングサイズベッドがどーんとおいてあります。右側はリビングルームへつながっています。この左側には1つめのバスルーム。

f:id:hamptons:20170220235316j:plain

シャワーがこちらで、この逆側に

f:id:hamptons:20170220235420j:plain

トイレ&バスタブがあります。バスタブは結構お湯が貯まるのも早くて使いやすかったです。

f:id:hamptons:20170220235631j:plain

主寝室のベッドからはテレビも見れるようになっています。また、その横には十分な大きさのクローゼットもありました。

f:id:hamptons:20170221170206j:plain

こちらが副寝室。ちょっとは整えたつもりだったんですけど・・・だめでしたね

f:id:hamptons:20170221170433j:plain

主寝室用のバスルームとは別に、ゲスト用?副寝室を使う人用のバスルームもあります。2人でこの部屋に泊まっているので同時にシャワーを浴びることが出来て便利でした。ただし、こちらにはバスタブはありませんでした。

さて廊下をまっすぐに進むとリビングルームです。

f:id:hamptons:20170221170845j:plain

向かって右側にはリビングエリア。

f:id:hamptons:20170221171041j:plain

こう見るとテレビがかなり小さく見えるんですけど、まあ十分です。

f:id:hamptons:20170221171219j:plain

反対側はダイニングエリア?写真がぼけてしまっていますね・・・申し訳ありません。

f:id:hamptons:20170221172144j:plain

奥にはちょっとしたシンク・食器洗浄機・電子レンジが用意されていました。上の棚には

f:id:hamptons:20170221172328j:plain

上の棚には、食器類や、

f:id:hamptons:20170221172525j:plain

グラス類までそろっていました。外でワインとおつまみを買ってきてもおいしく飲めますね。

f:id:hamptons:20170221172739j:plain

ミニバーはこんな感じです。料金表が見当たらなかったんですが、In Room Diningの冊子のところにでも載っていたんでしょうか。

 

部屋の要所はこんな感じでしょうか。

ヒルトン・メルボルン宿泊記1 ~ホテル選び&予約&立地&アプリチェックイン~

メルボルンでのホテル選びは以下の記事でもコメントしました。 

www.hamptons-satan.com

今回は数あるメルボルンのホテルからヒルトンを選択した際の宿泊記です。

ヒルトングループがメルボルンに展開するホテルは

  • ヒルトン・メルボルン・サウス・ワーフ
  • ダブルツリーbyヒルトン・フリンダーズ・ストリート

の2軒になります。ヒルトンのカテゴリはそれぞれ8と6で、ブランド名から考えるよりはどちらも少し立派なハードとなっています。

予約

今回メルボルンに滞在するに当たって、チェーン系も一応試しておきたいという思いがあり、この2軒に予約を入れようかなと考えてトリップアドバイザーさんの口コミを読んでみました。すると、ダブルツリーよりもヒルトンの会員の受けは良さそうだし、カテゴリーの差ほど料金に差もないなという印象です。ただし、メルボルンはホテル代高めの時期を含む滞在でどうすれば安く済むのかな・・・と悩んでいるとちょうどヒルトンのフラッシュセール(2016年11月上旬)が始まったのでヒルトンに1泊予約を入れて、今回の滞在という運びになりました。

一番下のカテゴリであるTWIN HILTON GUESTROOMが40%オフになって約200AUD。いろいろな日程で料金を調べていますが、最安値はだいたい250AUD弱。このレートはセール以外で取るのはなかなか難しいと思います。

立地

ハード面でも、ソフト面でも比較的良い口コミの多いこのヒルトンでしたが、心配だったのはその立地です。いわゆるメルボルンの街の中心部であるCBDのエリアではなく、CBDの南を流れるヤラ川を渡った先に位置しています。コンベンションセンターの直結していますので、そこで開催されるイベントに参加される方には抜群の立地なのですが、観光に不便ではないのかちょっと不安でした。

結論から言うと、「心配するほど不便ではない」というラインでしょうか。ホテルから出て、すぐの橋を渡ればフリートラムゾーン内のトラム停車駅にたどり着きます。時間にして7~8分程度だと思います。どこに泊まっても行き先によっては便利とは限らないので、許せる範囲かなと勝手に判断しています。

そもそも、メルボルンの観光スポットは基本的に17時には閉まりますので、夕方以降はレストランなどで食事して帰ることになります。旅行者的な行動をする限り夜遅くなることはないので、不便なことはないと思います。ただし、近くに便利なお店はないので一晩のうちに必要なものは買って帰りましょう。

アプリチェックイン

前日朝になると、スマホのアプリでチェックインできます。部屋の選択に進んでみると、普通に予約したランクの部屋が表示されます。ここで指定しておくとちょっと上のフロアが選べるかもしれませんが、まあさほど確定したくなるようなモチベーションがないので放置しておきました。夕方になると、10階の部屋がプリアサインされていましたが、特にアップグレードなどはありません。まあそうですよねー。

翌朝見てみると、プリアサインされている部屋が16階になっていて、KING HILTON EXECUTIVE ROOMにアップグレードされていました。この部屋になることでプラスされる要素は、

  • City Views
  • Large Windows
  • Executive Lounge Access
  • Free Breakfast
  • Turn Down Service
  • Higher Floor

だそうです。もともとラウンジアクセス・朝食は込みなので個人的に一番うれしかったのは高層階ということなんですけどね。とにかくまあアップグレードされたというのはうれしいことです。

ここでヒルトンの部屋ランクを見てみると、

  • キング/ツイン/クイーン ヒルトンゲストルーム
  • キングヒルトンゲストルームプラス
  • キングヒルトンシティビュー
  • キングヒルトンエグゼクティブルーム
  • 2ベッドルームスイートベイビュー
  • 2ベッドルームスイートシティビュー
  • キングリラクゼーションスイート
  • キングヤラスイート

の8ランクがあります。3段階のアップグレード、しかもスイート以外では最大限アップグレードしてくれたことになりますね。とてもありがたいです。

ホテル・ウィンザー(メルボルン)宿泊記2 ~ヴィクトリアンスイート~

当日は空港からタクシーでアクセスしました。タクシーの運転手にも、「ホテル・ウィンザーまで」と言えばそれだけで十分通じました。さすがの知名度ですね。空港からホテル・ウィンザーまでは30分少しで60ドルほどの支払いでした。Skybusだと1人19ドルでしたので3人以上ならタクシーのほうがお得ですね。

州議事堂側から撮影した外観はこのような感じです。重厚感MAXですね。

f:id:hamptons:20170219175436j:plain

真正面から撮影してみたらこのような写真になりました。かなり広角なカメラを使っているのですが収まりません。

f:id:hamptons:20170219192911j:plain

写真に写ってはいませんが、基本的にベルスタッフがドアのところに待機しており、タクシーが着くとすぐに荷物をピックしてくれました。歴史あるホテルなだけあってこういったあたりはきちんとしていました。ベルデスクのところには当日宿泊する客のリストが置いてあって、名前を言うとすぐに把握してくれます。

午前中のうちに到着したので、さすがに部屋が準備できていませんでした。チェックインの手続きの際に、携帯電話の番号も聞かれ、部屋が出来るとメッセージか電話にて連絡するといわれました。自分はオーストラリアの番号を持っていたのでなにも問題なく連絡が来ましたが、日本の番号でもおそらくきちんと伝えれば連絡が来ると思います。

14時チェックイン開始で、結局連絡が来たのは13:46でした。うーん、もうちょっと早いかと予想していましたが・・・かなり混雑した時期に滞在してしまったようですね・・・

ヴィクトリアンスイートは公式HPでは以下のように説明されています。

Our elegant Victorian Suites promise a luxurious stay in Melbourne. Each 122 square-metre suite offers tall windows with magnificent views of Parliament House and the Treasury Gardens. These grand suites are renowned for their 5 star charm and separate dining, sleeping, and entertaining areas.

そして部屋の設備としては

  • Formal entrance
  • Separate lounge, dining room, master King bedroom
  • Second bedroom or study
  • Marble bathroom including a spa
  • High ceilings and windows that can be opened
  • Wireless Internet access
  • Two LCD televisions and DVD player
  • Iron and ironing board
  • Coffee and tea making facilities

 と書かれており、以下の4枚の写真が載せられていました。フォーマル・エントランスって書いてありますけど、エントランスって何それ?って正直思いました。写真を見るまでは。

f:id:hamptons:20170219212554j:plain

f:id:hamptons:20170219212652j:plain

f:id:hamptons:20170219212725j:plain

f:id:hamptons:20170219212800j:plain

 1枚目の写真がエントランスですね。なるほど、と思いつつもプライベートで利用するときは要りませんね・・・全体の写真から受ける印象としては広いし明るいし優雅に過ごせそう、という感じが伝わってきます。

キーを受け取ったのは夜になってからだったのですが、部屋の様子を写真に撮影してみました。順番に似たような場所を撮影した写真を載せてみます。まずはエントランスです。

f:id:hamptons:20170219215227j:plain

正確には上の写真とは逆向きなんですが、ちょっと印象が違いますね・・・全体として、演出かもしれませんが部屋が暗いんですよね。広さの割に照明の強さが足りていないような気がしました。写真を見返してみると、確かに晴れた日にカーテンを開けて撮影するとそうなるんだろうなという感じがします。

上と同じ順番で、ダイニングルーム、リビングルーム、マスターベッドルームを見てみます。

f:id:hamptons:20170219221045j:plain

これはコース料理をルームサービスで頼むのが正しいんでしょうか・・・まあ普通に5~6人で会議とかするときに使うと考えると便利ですね(もちろんパーティーとしての利用には許可が必要です)。

f:id:hamptons:20170219221307j:plain

4人でこのヴィクトリアンスイートにステイすると1人分のエクストラベッドはこのようにリビングルームにセットされます。客人が出入りするようなきちっとした使い方をする場合は4人で滞在してはいけませんね。夫婦+秘書1人ならちょうど良いところでしょうか。ソファーは良い座り心地でした。奥様会をするのにはいかがでしょうか。

f:id:hamptons:20170219221458j:plain

 こちらがマスターベッドルームです。ベッドの寝心地は良かったですが、大きさは普通ですね。

朝食込みの料金で予約していた場合、10時半まで1階(表記はG階)でいただけます。朝食でさえフォーマルだなと感じるレストランですので、ラフすぎる格好で行かないことをお勧めします。ビュッフェスタイルではなく、メニューからオーダーするスタイルでした。ウエイターさんが、とても丁寧に(しかしとても早く)説明してくれます。スムージーorジュース・パンセレクション・卵料理などがいただけますが、残念ながら写真を撮影する勇気はありませんでした。かなり分量がありますので、ビュッフェじゃないからとはいえ足りないことはなかなかないと思います。

まとめ

このホテルのウリはやはり「歴史」とそれに由来する「フォーマルさ」でした。外観から感じる荘厳さは、ホテルに入って見える内装ときちんとマッチしていて、欧州にある歴史的建物に実際に宿泊しているような気分になります。5階建てで高層ビルになっていない点からも、エレベーターの内装からも時代を感じますし、そういった空気感を楽しめる方におすすめします。ここぞ、という勝負のタイミングでは十分良い思い出に残ると思います。

ただし、最近出来た新しいきれいなホテルのほうが水周りがきれいだったりしますし、機能面で使い勝手が良かったりするので、長期滞在する場合だったらチェーンのホテルを選ぶかなと感じました。

ホテル・ウィンザー(メルボルン)宿泊記1 ~ホテル選び&予約~

メルボルン滞在時のホテルには悩みましたが、今回は歴史あるホテルウィンザーを選択しました。

メルボルンでの滞在先として、自分の中で候補として挙げていたのは次の10件ほどです。

  • ホテル・ウィンザー
  • インターコンチネンタル・メルボルン・ザ・リアルト
  • パーク・ハイアット
  • グランド・ハイアット
  • クラウンホテル系
  • ウェスティン
  • シェラトン
  • ヒルトン・メルボルン・サウス・ワーフ
  • ダブルツリー・バイ・ヒルトン
  • ソフィテル
  • ホリデイイン・メルボルン・フリンダーズ・ストリート

ホテル・ウィンザーは2017年の2月から改修のためクローズするという話があったのでせっかくなら改修前に訪れておきたいという思いがあり、予約を入れました。その後変更があったようで2月以降でも予約が入れられるようになっていました。

候補に挙げた中で、ホテル・ウィンザーとクラウンホテル系以外はすべてチェーンなので選んだという感じですね。

www.thehotelwindsor.com.au

ホテル・ウィンザーの最大のウリは歴史の長さです。1883年創業で、HPには、

The Hotel Windsor is Australia’s most loved and renowned grand hotel, pre-dating The Savoy in London, The Plaza and The Waldorf Astoria in New York, The Ritz in Paris, and Raffles Hotel in Singapore.

とあります。確かにまあ古いですね。調べてみると、サヴォイは1889年、プラザホテルは1907年、ウォルドルフ=アストリアは1893年、リッツは1898年、ラッフルズは1887年なんだそうです。

そしてCBDの中でも州議事堂の目の前に建っていて(便利かどうかはともかく)立地は抜群です。古くから場所を確保していたからできたんでしょうね。HPに建ってからの経歴が載っているので気になる方はご覧ください。

今回は人数が多めの滞在で、4人が1部屋に泊まれるといいなと思ったのでヴィクトリアンスイートを選択しました。ホテル・ウィンザーはチェーン系ではないのでどうやって予約するか悩みましたが、直接予約よりもExpediaを通して予約するのが最も安いように感じました。クーポンなどを駆使して、朝食込みで7万円程度でしたが、そもそも自分の滞在していた時期はかなりホテルレートが高騰していて、これでも割安でした。宿泊後に空室検索をしてみると、時期によっては500AUDほどで宿泊できるようですね。

Expediaではホテル・ウィンザーは+VIP Accessホテルに登録されているのでポイントが多めにもらえるほか、自分は+シルバー会員特典として

  • 食事&ドリンク 20%オフ
  • インターネット無料

の特典がつくとの案内メールがExpediaから来ました。そもそも朝食はついているのでホテルで食事の予定はなく、インターネットも特に必要なかったのですがね・・・

また、3日前にはホテルから直接のメールが来て滞在する日からの4日間の天気予報を教えてくれるほか、ステイに関する希望を入力するフォームへのリンクが貼ってありました。そのフォームへアクセスすると、

  • 到着予想時刻
  • 枕の希望
  • 空港・駅への送迎車の希望の有無
  • 食べ物のアレルギー
  • コンシェルジュサービスの希望の有無
  • 有料アップグレードの希望の有無
  • 記念日かどうか

を入力できるようになっていました。歴史あるとはいえシステムはきちんと現代仕様になっていますね。

枕の希望は

  • Windsor Feather Pillow
  • Posture Perfect Pillow
  • Caress Pillow
  • Low Profile Contour Pillow
  • Firm Feel Pillow
  • High Profile Contour Pillow
  • Feather Light
  • Anti Snore Pillow

から選べるらしいですが・・・正直自分の好みがどれなのかわかりませんね・・・

送迎車を希望するとコンシェルジュから連絡が来てアレンジしてくれるらしいです。価格は120ドルからって書いてありましたので興味ある方は連絡してみましょう。

コンシェルジュサービスは

  • ホテルの外のレストラン
  • シアター・コンサート
  • メルボルンのイベント

の項目に分かれていて、それぞれ情報を求めることができます。

有料アップグレードの希望をするにチェックを入れると、最低40ドルでアップグレードするかどうか尋ねる連絡が来ます。今回の自分の予約は1部屋に4人が泊まる予約で、ヴィクトリアンスイートの予約だったのでアップグレードしようがありませんでしたが・・・

記念日は、どういった記念日なのか記入する欄のほか、

  • シャンパンまたはスパークリングワイン
  • チョコレートに浸けたストロベリー(18ドル)
  • 花束(40ドル~)

が必要かどうかを聞かれます。もう向こうとしては手馴れたことのようですし、そういったタイミングで利用することがよくあるホテル、ということなのでしょうね。