さたんの雑記

マイルとかホテルとか

タイ国際航空466便ビジネスクラス搭乗記1 手配~出国

メルボルンから日本へ飛ぶ際にある直行便はカンタスの成田行きのみです。今回はANAの特典航空券で手配している関係で、経由便しか選択肢がありません。

JALの特典でカンタスの予約を入れることも考えましたが、JALの自社便以外の特典をWEBで検索するのってかなり面倒というか、難しいですよね・・・電話と空席が違うという説もあって、結構強い気持ちでJALマイルを使おうって思わないと挫折します・・・

ANAの特典でメルボルンから日本への経路の候補として考えられるのは

  • シンガポール航空利用のシンガポール経由
  • タイ国際航空利用のバンコク経由
  • 別切りでシドニー経由でANA

くらいだと思います。もしかしたらニュージーランド航空とかもありうるんですかね?とりあえずこの中で、シンガポール航空はこのルールのために除外です。

シンガポール航空の一部機種(A350-900、A380-800、B777-200ER (retrofitted)、B777-300ER)では、スイートクラス・ファーストクラス・ビジネスクラスをご利用になれません。 

シンガポール航空はオセアニアエリアを訪れる際にたくさんの就航先を持っているのでかなり便利なんですけど、シンガポール経由すると必然的に前後にかなり長い時間のフライトタイムが待っているのでビジネス以上じゃないとさすがにつらいんですよね。

別切りでシドニー経由という手段もありましたが、シドニーで別切りチケットを使う場合は国内線から国際線への移動時間が読めないのでかなり早めに移動しないとならないという問題があり・・・これもできれば避けたいです。

ということで選択肢はほぼバンコク経由しかないと思います。タイ国際航空は余裕を持ってスケジュールを決めさえすれば特典であっても結構ふんだんに空席が出てくるのがありがたいです。

メルボルンーバンコク間は

  • TG462便   0:30発 → 05:40着
  • TG466便 15:25発 → 20:35着

の2便が運航されています。最初予約した時点ではメルボルン線に2便ともA350が投入されるとのことでスタッガードになると思っていたら、認可が下りないということでそんな話が消えてしまいました。TG462便は777-200ER、TG466便は777-300ERが導入されていましたが777-200ERはライフラット、777-300ERはスタッガードのフルフラットが導入されています。搭乗時間としてはメルボルンーバンコクが9時間10分、バンコクー東京が5時間少々となるので、深夜便でライフラットはさすがにつらいと思ってTG466便が第一選択肢となりました。

当日はskybusを利用しました。降りてから国際線までは少しだけ距離があるように感じました。

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チェックインカウンターはLです。ジェットスターあたりのチェックインカウンターの人の多さには驚きましたが、エコノミーであってもこの程度の混み具合。

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ビジネスクラスのところには列はありませんでした。対象者の割にカウンターが2つあるからでしょうか。

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すぐに搭乗手続きをしてくれます。タイからの乗り継ぎ便の確認、手荷物の確認をスムーズにしてくれました。ラウンジについてはニュージーランド航空のラウンジを利用してくださいとのことでした。セキュリティのエクスプレスパスも同時にいただけます。

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途中で見かけた両替所です。ここの両替所の扱いでは、4大通貨は米ドル・ユーロ・英ポンド・日本円のようですね。メルボルンの街中ではさんざん中国人を見かけていましたが、まだまだ日本円も頑張っているようです。

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それではやることもないのでさっさと出国してしまいましょう。

ホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズ宿泊記

メルボルンの空港アクセスではSkybusがメジャーだと思います。Skybusはサザンクロス駅に発着するので、そこに近いホテルは便利です。

以前に紹介した、ヒルトン・メルボルン・サウス・ワーフも比較的近くはあるのですが、一番近いチェーンホテルはホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズかインターコンチネンタル・ザ・リアルトだと思います。

www.hamptons-satan.com

メルボルンのIHGって、

  • ホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズ
  • クラウンプラザ・メルボルン
  • インターコンチネンタル・ザ・リアルト
  • ホリデイイン・メルボルン・エアポート

の4軒で、クラウンプラザもホリデイインからすぐなので4軒とも空港からのアクセスが良いですね。せっかくなのでインターコンチネンタルに宿泊してみるのも良いかなとは思ったんですが、自分の日程はインターコンチネンタルだけとても高くなってしまっていたのでパスです。前後の都合から滞在時間短めなこともあって少しでも節約しようということで。次回にでも(次回があればですが・・・メルボルンだいたい観光してしまったので行く機会って全豪とかくらいしかもう思いつかないんですけど

www.ihg.com

ホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズ(以下ホリデイイン・メルボルン)では、少なくとも自分の宿泊していた時期は1000ポイントのボーナスポイントパッケージしかなかったのでそれを予約。ステータスのこともあってIHGグループに泊まるときは基本的にボーナスポイントパッケージを選びます。

www.hamptons-satan.com

 このホテルは、

  • 1ダブルベッドルーム
  • キングルーム
  • 2ダブルベッドルーム
  • 1ベッドスイート

の4ランク構成です。シンプルですね。ホリデイインというランクからするとこういうものでしょうか。

Skybusの到着するサザンクロス駅からは歩いて5分少々。下り坂なので駅からアクセスするときは楽ですね。駅に向かうときはちょっと坂を上ることになります。

通りの角にはレストランSiroccoがあり、ホテルの入り口は少し通りを入ったところになります。一瞬戸惑いますが、ホテルの入り口の正面にはタクシーが待っていることが多いのでタクシーが目印になるかもしれません。

自分が滞在したときはエントランス付近が一部工事中でしたが、ロビーはリノベーション後のようで綺麗になっていましたし、ソファーも何席かありました。

レセプションスタッフの応対も丁寧で、会員特典・リノベーションの案内を渡されました。このホテルは14時チェックイン、11時チェックアウトです。翌日の都合の関係で12時頃のレイトチェックアウトはできるか?と聞いたら「もちろん大丈夫よ!」と。こういう風にさらっとOKいただけると気持ちよいものですね。ただし、部屋についてから会員特典の案内を見ると14時までレイトチェックアウト可能だったようです。

アサインされた部屋は予約どおりのKINGルーム。4階の中庭サイドの部屋でした。

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部屋に入るとこんな感じです。結構窓が大きいのは自分的には好印象です。夜に撮影したために窓に反射してより広く感じますが、実際余裕はあります。以前にレポートしたダブルツリーの部屋よりは、スペースが十分あってスーツケースを広げても狭いと感じることはありませんでした。

オットマンがあるのも個人的には高評価です。着いてすぐって、座りたくなるんですけど、ベッドでもデスクチェアでもないところが良いですよね。ベッドは着替えてから座りたくて、デスクチェアよりはリラックスしたいというわがままを一番簡単に叶えてくれるのがオットマンです。

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ベッドの手前側には、コーヒーセットなどがありました。あまりこういう部分に期待はしていなかったのですが、内容は充実していて、一晩の割にかなり消費してしまいました。

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ベイシンは1つですが、タオル類は3セット用意されていました。3人で泊まるにはかなり狭いですけどね・・・タオルが多いこと自体はうれしいです。

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後ろ側はシャワールームです。水周り全体としてはスペースは狭めですが、空間の利用の仕方がうまく、シャワールームとしては十分広く取ってありました。同じスペースでも感じ方が違ったりするのでデザインだったり空間の使い方は本当に大事です。こういったハード面はやはり新しめのホテルの強みですかね。

このホテルの中庭にはプールがあります。しかしながら、四方を建物に囲まれていて日差しが入るわけではなさそうだったので寒い気がします。そもそもメルボルンってそんなに暖かい街じゃないですよね・・・

翌日は午前中忙しく動き回って12時にはチェックアウト。予想よりはかなり快適なステイでした。インターコンチネンタルじゃなくても十分と感じてしまいました。

翌朝ちょうど通ったインターコンチネンタルの概観。ここの豪華さが必要かどうかという意味では必要ではないですけど、泊まれるに越したことはないだろうなあ・・・

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WAON POINT/WAON ポイント/ときめきポイント・・・保存版まとめ

イオンカードを作って、ポイントが貯まり始めたんですが、どう使おうかと思ったらポイント制度が複雑で・・・いろいろ調べてみました。

カード利用で貯まるのは「ときめきポイント」

イオンカードを利用すると、他のクレジットカード類と同様にポイントが貯まります。このポイントは「ときめきポイント」と呼ばれます。200円の利用につき、1ときめきポイントが貯まるようになっています。

1ときめきポイントは1円相当と紹介されており、実際基本的にその程度の価値を持ちます。

ときめきポイントの使い道

ポイントは貯めるのが目的なのではなくて利用するのが目的なので、使い道を考えておくことは重要です。といいつつ、自分はポイントが貯まり始めてから考えてるんですけど。

ときめきポイントの使い道はカード会員でなくても以下のページで紹介されています。

tokimeki.aeon.co.jp

タニタの体組成計や、AUDIO TECHNICAのイヤホン、信州蕎麦などの、さまざまな「モノ」に交換できるほか、以下の金券類・ポイントにも交換できます。

1000ポイント
  • ワタミグループ食事券 2000円
  • SUGOCAポイント 1000ポイント
  • WAONポイント 1000ポイント
  • WAON POINT 1000ポイント
  • JALマイレージ 500マイル
  • d POINT 1000ポイント
  • イオン商品券 1000円分
  • JCBギフトカード 1000円分
2000ポイント
  • イオンコンパス 海外パッケージ旅行利用券 3,000円相当分
2700ポイント
  • イーハートお食事券 3,000円相当分
3000ポイント
  • イオンシネマ ペア映画鑑賞券
6200ポイント
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R) スタジオ・パス(1名様)
12000ポイント
  • 家事玄人(カジクラウド)らくらくお掃除セレクトパック

これらは全部ではないですが、たいていのカードから交換可能なもので、実際に使う人がいそうなものはこのあたりでしょうか。

USJの1dayパスっていま税込みで7600円もするんですね。案外これも悪くないかもしれません。食事券や旅行券などにしても1ポイントが1円を超えるようになってますね。

しかし、この記事で話題にしたいところはそこじゃないんです。赤字の3つがどう違うんだろうという話です。

商品券には手数料が必要

まず、イオン商品券にする場合を見てみましょう。イオン商品券とは、全国のイオングループ各店で使える商品券のことです。

www.aeonretail.jp

イオングループにどのような店舗があるのかはこのページを見てください。おつりがでる商品券になるので、使い方によっては結構便利だったりします。

ただし、イオン商品券は一申し込みごとに250ポイントの手数料がかかります。まあ郵送してもらうわけで、小刻みに大量に交換されたりしたら困るので、ある意味当たり前ですね。

この手数料はJCBギフトカードについても同様で、一交換あたり250ポイントがかかるようになっています。

WAON POINTとWAONポイントは別物

ときめきポイントの交換先リストの中に、「WAON POINT」と「WAON ポイント」があるんですけど、これ別にミスとかではなくって、この二つって完全に別物なんですよね。発音したら完全に一緒じゃん・・・と思うんですけど。

先に制度が出来たのはWAONポイントのほうです。

電子マネーのWAONに紐付けられたポイント制度で、

  • WAON利用200円につき1ポイント付与
  • 1ポイント=1円分のWAONとしてチャージ可

という制度です。これだけなら結構シンプルですね。

ただ、クレジットカード会員とWAON利用者は比較的囲い込みに成功しましたが、現金派の人をイオングループに囲い込むポイント制度がなかったからでしょうか。イオングループで使えるポイントカードが導入されました。これがWAON POINTなんです。

現金払いの人がイオングループ各店で買い物をする際に、WAON POINTカードを提示すると、200円につき1POINT貯まります。ここまでは普通のポイントカード制度ですね。

混乱ポイント第一弾:イオンカード関連

イオンカードは、WAON POINTカードを兼ねています。ややこしいですね。クレジットカードでありつつ、ポイントカードなので、

  • イオンカード(券面はクレジットカード)を提示しつつ現金払いができる
  • 現金払いをするときはイオンカードはWAON POINTカードとして提示しているので、200円につき1WAON POINTが貯まる
  • 現金払い時にはときめきポイントは貯まらない
  • クレジットカード払い時はWAON POINTは貯まらない

クレジットカードのポイントである、「ときめきポイント」と、ポイントカードのポイントである「WAON POINT」は片方しか貯められません。つまりイオンカードを

  • クレジットカードとして出す
  • ポイントカードとして出す

のどちらかを選ぶことになります。へー。

ここで、もう一段ややこしいことを考えます。ポイントカードとして出すなら、支払い方法に他社カードは選べるの?ってことです。

結論を言うと、選べます。なので、

  • イオンカード提示でWAON POINTを200円につき1POINT
  • 他社カード決済でカードポイントも取る

ということが併用できます。二重取りできないのはイオングループのポイント同士だけです。

まとめると、イオングループ各店ではイオンカードを利用する際

  1. クレジットカードとしてときめきポイントを貯める
  2. ポイントカードとしてWAON POINTを貯める+他社クレジットポイントを貯める

の2つの選択肢があるわけですね。

混乱ポイント第二弾:WAON関連

WAON利用でも、会員登録をすることでWAONポイントの代わりにWAON POINTを貯めることができます。利用で貯まるポイント数も、WAON POINTは500円に1POINT追加されるので、会員登録するほうがお得です。WAONと貯まるポイントの名称の対応は、

  • 会員登録していないWAON利用で貯まる→WAON ポイント
  • 会員登録しているWAON利用で貯まる→WAON POINT

という形になっています。ふーん。

混乱ポイント第三弾:ポイントたちをWAONにチャージ

WAON POINTカードの場合は、そのままレジでの支払いに利用することもできますが、WAONにチャージして利用するほうがそのチャージを利用する際のPOINTが付くのでお得だと思います。

さて、ポイントをWAON残高にするまでの流れですが、

  1. WAON POINTをWAONポイントに「ダウンロード」し、
  2. WAONポイントをWAON残高に「交換」する

必要があります。2ステップ必要なんですね・・・初見殺しな気がするんですけど・・・

これらは街中にあるWAONステーションでの手続きなので、最初はイオンとかの、スタッフがたくさんいそうな店舗のWAONステーションで手続きしてみるほうがいいかもしれませんね。

そして、クレジットカードのポイントである「ときめきポイント」から交換するときはさらに1ステップ増えることになります。しかもこれはオンラインでの手続きが基本です。

  1. ときめきポイント→WAON POINT
  2. WAON POINT→WAONポイント
  3. WAONポイント→WAON残高

ですね。赤がオンラインでの手続き、青が店頭のWAONステーションの手続きです。もしくは、ときめきポイントからWAONポイントに交換すれば、

  1. ときめきポイント→WAONポイント
  2. WAONポイント→WAON残高

の2ステップ「で」済みます。うーん、これでも十分ややこしい。

まとめ

イオンカード、ポイントつくらしいけど、どう使うの?からここまで話が展開するんですね・・・メインターゲットって主婦だと思うんですけど、ポイント使わせない気ですかね・・・

イオンカードのクレジットカードのポイントを店頭で利用したい!かつ商品券の手数料を払いたくない!っていう人には、オンラインの手続きとWAONステーションの手続きどちらも必要というなかなかハードル高めな仕様になっていますね。ただでさえ名称うんぬんでややこしいというのに。

とりあえず、公式HPですら解説が不十分な気がしますのでその辺ちょっとは改善して欲しいです。

ダブルツリー・メルボルン宿泊記2 ~当日編~

Skybusを降りてから歩くこと、3分。ホテルに到着です。ホテルのエントランスは結構注意していないと気付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。

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ホテルのホームページにはこんな写真が掲載されていて、確かにこのような外観であることは間違いではないんですが、これだと思って行くと通り過ぎてしまうように思います。ホテルの前のフリンダーズ・ストリートは歩道の部分に屋根があるタイプのアーケードになっていて、写真ほど"DOUBLETREE"の看板は目立ちません。ホテル前にタクシーこそいますが、ロータリーや駐車スペースのようなものはありません。事前にgoogle mapのストリートビューで予習していくほうがよいのではないでしょうか笑

フリンダーズ・ストリート沿いでダイソーとウールワースの間と思っておくとわかりやすいと思います。

無事にホテルを見つけることが出来たのでチェックインです。チェックインカウンターはかなり横に長く作られていて、半分くらいはバーとなっています。ヒルトン・オナーズ会員優先レーンがきちんと用意してありました。

ダブルツリーブランドなので、チェックインの際にはクッキーをいただけます。このクッキーがとてもおいしくてちょっと感動しました。

予約どおりKING GUEST ROOMへのアサインでした。一応規約ではアップグレードされうるということになっているんですがね。混んでいるからポイント&マネー利用にしているので仕方ないです。

チェックインにあわせて、1階のレストラン「プラットフォーム270」でメイン料理を1品頼めばドリンク1杯無料のチケットを頂きました。ヒルトンなら渋いなあ・・・となるところですが、まあダブルツリーなのでこういったチケットを頂けるだけありがたいです。

ホテルの部屋に入るとこのような感じです。

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うーん、狭いですね・・・いや、普通に1人で滞在する分には十分なんですけど、この前後でホテル滞在といえばもっとゆとりのある部屋が多かったので、ちょっと入ったときは衝撃でした笑

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ベッドだけ撮影するとこのような感じ。普通にキングサイズですね。十分な広さがありますし、ベッドメイクは日本のヒルトン東京お台場などよりも上手だと思います。

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部屋の反対側から撮影するとこんな感じです。テレビ・デスク・チェアーなどがスペースをとらない形でうまく配置されているほか、姿見もあってポイント高めです。

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窓からの景色は・・・期待してはいけませんね・・・おそらく、これでもかなり良い方なはずです・・・

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バスルームはこのような感じ。必要最低限が詰め込まれています。少ないスペースを有効に使えるようになっていますね。

部屋としては狭いスペースをうまく使っていると思います。第一印象は狭く感じますが、利用していて不便に感じることはありませんでした。

冷蔵庫もありますが、ミニバーはありません。メニューはおいてあって、毎回オーダーしてくださいとのこと。正直、隣にウールワースというスーパーがあるので欲しいものはそこで買えますし、いちいち中身を出さなくても買ってきたものを冷やせる場所がある方がいいので、冷蔵庫の中身がなくてむしろ助かりました。間違ってミニバーの請求が来ることもないですしね。

そういえばホテルの内容とは関係ないですけど、オーストラリア滞在中に溜まった小銭を消化するのに、スーパーのセルフレジはかなり有効でした。機械が嫌がることなく小銭をカウントしてくれるので、心強い存在です笑

朝食は1階の「プラットフォーム270」でいただけます。オムレツやエッグベネディクトなどの卵料理1品がオーダーできるほか、サラダバーやソーセージなどのホットミールもあります。「ダブルツリーだしなぁ」と期待せずに行けば、十分納得いくレベルのご飯が食べられます。「ホテルのビュッフェ!」と思っていくとおそらくがっかりすると思います。まあホテルの(レストランの)大きさから考えて、そんなにたいそうなものは出せませんのでそのつもりで。朝食会場はかなり空いていましたので、おそらく有償で朝食をつけている人は相当少ないと思います。

まとめ

観光するには立地は良いです。とても綺麗なフリンダーズ・ストリート駅もホテルの目の前に見えますし、観光客が一番行くであろうスワンストン・ストリートまで1ブロックです。どこへ行くにも不便に感じることはないでしょう。トラムの駅もすぐ見つかりますし。

ただし、ちょっとホテルがわかりにくいのと、フリンダーズ・ストリートはメルボルンで一番ごちゃごちゃしている通りで、大きな荷物を持って歩くのは面倒かな、とは思います。もちろん裏道でごちゃごちゃしている場所はあるんですが、表通りの歩道の中では歩きにくい部類に入るかなーという意味です。

クラブラウンジはない、部屋は窓がない部屋が多いなど、泊まることに特化しています。部屋でゆっくりしよう、というタイプには向かないと思います。ここに泊まるなら観光頑張りましょう。といいつつ、メルボルンって17時を過ぎるとディナー以外やることなくなるんですけど。

個人的にもう一度メルボルン行くなら、ここのリピートはないですかね。ちょっとだけ金額を足してヒルトンにすると思います。

ダブルツリー・メルボルン宿泊記1 ~ホテル予約&アクセス~

メルボルンのホテルの宿泊記もホテル・ウィンザー、ヒルトン・メルボルンに続き第三弾です。

www.hamptons-satan.com

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今回の宿泊先はダブルツリー・バイ・ヒルトン・ホテル・メルボルン・フリンダーズ・ストリートです。メルボルンにあるダブルツリーは一軒だけなので、「ダブルツリー・メルボルン」と表記することにします。

doubletree3.hilton.com

メルボルンにあるヒルトン・グループはダブルツリーとヒルトンの2軒です。たまたま尋常ではないほどホテルレートの高い週末に宿泊することになってしまったので、ポイント&マネー特典(旧制度)を使って宿泊することにしました。全額キャッシュだと300ドル近くする日程だったのですが、20000ポイント+90ドルほどで予約することが出来ました。ポイント利用としてはまずまずだったかなと。ヒルトンはもっと高かったのでパスにしました・・・

フリンダーズ・ストリートは、メルボルンのCBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)の南端の通りの名前です。立地としては(観光客目線では)中心部にあって便がいいのかなーと思って選びました。

ホテルの部屋タイプとしては

  • QUEEN/TWIN/KING GUEST ROOM INTERIOR
  • QUEEN/TWIN GUEST ROOM
  • KING GUEST ROOM
  • KING ROOM CITY VIEW
  • KING FLINDERS STREET STATION VIEW
  • KING ROOM SKYLINE RIVER VIEW
  • KING ROOM SKYLINE RIVER VIEW WITH BALCONY

の7ランクがあります。このホテルの特徴としては一番下のランクがINTERIORであるということでしょうか。INTERIORというのは中庭に面している、というおしゃれな感じではなく、建物の内側にある=窓がない部屋という意味なんですよね。一応ホテルのサイトには書いてありますけどこういう部屋ランクを初めて見たのでちょっと衝撃でした。実際にホテルに行ってみるとわかるんですが、建物が密集しているので窓が設置できないエリアが結構大きいんです。これは立地的に街の中心部にあるのである種仕方ない点でしょうね。

あとは、QUEEN/TWINとKINGは値段設定が異なります。KINGのほうが少しだけ高く設定されているんです。TWINよりもKINGのほうが早く売れるとかはよく見ますけど、最初から値段設定が違うというのはあまり見たことがなく、これも個人的には新鮮でした。

少しずつ部屋タイプが良くなると眺めが良くなる設定になっています。まあ正直眺めが良い部屋泊まるならヒルトンなりソフィテルなり泊まると思うのでここに泊まるなら別に良い部屋ランクにする必要はないと思います。

先にも述べたとおり、ここには旧制度のポイント&マネーで予約を入れたのですが、そのときはKING GUEST ROOMまでが最低ランクの部屋として20000ポイント+約90ドルで統一されていました。なので、当然(?)KING GUEST ROOMで予約を入れました。同じ料金なら良い部屋に予約入れておきたいですよね。ただ、3月1日から始まった新制度ではきっちり細かく必要ポイント数が分けられていますね・・・ 

当日は空港からのアクセスでした。今回はSkybusを使ってみました。値段としては往復36ドル、片道19ドルでしたので3人以上ならタクシーのほうがよいと思います。

空港ではチケットを買う列が結構長くなっていましたが、比較的スムーズに進みました。バスは二階建てのものと、ワンフロアのものがありました。とりあえず来たバスにどんどん乗るというスタンスで、それぞれのバスが結構いっぱいになります。

空港からサザンクロス駅までは30分ほどで到着です。サザンクロス駅からは自分でホテルまで行くこともできますが、ホテルを順番にめぐるバスも無料で利用できます。利用できるホテルのリストは以下のリンクをご覧ください。

SkyBus - Participating hotels

サザンクロス駅についたら”Hotel Transfer”のブースで自分のホテル名を伝えて、呼ばれるのを待っていれば良いです。案外このホテル巡回バスの利用者は少なくて、人数が増えるまで待ったりしますので気長に。ホテルも順番にめぐるので、バスに乗ってからホテルに着くまで結構時間かかったりします。その上、ホテルの目の前まで必ずしも送ってくれるとは限りません。バスを駐車しにくいような場所にあるホテルの場合は、近くに止めてホテルの場所を口頭で言われたりします。実際、今回は徒歩3分くらいの場所で降ろされました。結局、サザンクロス駅到着からホテル到着までは30分くらいかかったので、次回からは自分ならサザンクロス駅からはタクシー乗るかな、という感じです。

ヒルトン・メルボルン宿泊記3 ~ラウンジからの眺めとその他~

ヒルトン・メルボルンの宿泊記の続きです。

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さて、チェックインして、部屋チェックを終えたらラウンジへ。かなり広々としたスペースがありました。エキシビションセンター側以外の3方は窓になっていて、ラウンジ内も明るくなっています。窓際にこだわらなければ席に困ることはありませんでした。

ちなみに外の景色はこんな感じ。

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こういう景色だと、高いところから見なくても綺麗な景色が望めるので良いですね。

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テラス席もありました。けどメルボルンって基本的に寒い街ですので夏のいい天気の日しか使えなさそうですね・・・

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パノラマでも撮ってみました。結構いい感じじゃないですか?こういう水辺が好きだからかもしれないですけど。

ラウンジに行ったときはカクテルタイム真っ最中でしたが、フード類に人がたくさんいるというほどではありませんでした。しかしながら、ヒルトン東京お台場・コンラッド東京などよりもカナッペ・ドリンクは充実していましたので、2時間お話する分には十分でした。

たまたま空いている日程に滞在していたんでしょうか。さほど人が増えることはなく、席は半分程度しか埋まりませんでした。日本のヒルトンの感覚とは全然違いましたし、シドニーのヒルトンでもカクテルタイムは満席に近かったのでちょっと新鮮でした。

だんだんと日が暮れるにつれて景色も変化します。

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きれいだなあ・・・

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ラウンジが閉まる21時直前の西向きの景色です。すごいきれいな景色というわけではないですが、まだ日が暮れていないというのも含めた記録です。メルボルンの夏は本当に日の入りが遅いんですよね。日が長い+サマータイムの影響です。現地で過ごすと早起きが基本なので、日が沈んだらスムーズに寝なきゃという感じになります。

朝食は1階のDOCK37で頂きました。案外ホットミールもフルーツも品揃えがぱっとしませんでしたので連泊すると飽きる気がします。パンについては多少品揃え良かったかな。写真取り損ねてしまいました・・・

気をつけなければいけないのは、普通のコーヒー以外のエスプレッソ・カプチーノ・カフェラテなどを頼むと5ドルかかります。きちんと説明がありますが、知らないとちょっとビックリしたり、理解に時間がかかったりするかもしれないので一応。ここのフル・ビュッフェって普通に食べると40ドルかかるんですけど、そこからさらにコーヒー代とるんですね・・・

まとめ

CBD内ではないけれども立地は悪くなく、タクシー利用・徒歩のどちらでも不便さはありません。コンベンションセンターでの仕事なら絶好な立地といえるでしょう。それでいて少し中心部から外れる分安めの料金で宿泊できます。大規模なイベントがあるとさすがに高いようですが。

ラウンジは広さがあって混雑するといってもゆとりがありますのでカクテルタイムでも快適です。朝食はランクからすると普通レベルですが空いていて、使いやすいです。

個人的には次回もリピートしようと思うレベルに快適でした。

ヒルトン・オナーズ ポイント&マネー新制度について

2017年に入って、ヒルトンHオナーズがヒルトン・オナーズへと名称が変更、それに伴いポイント利用がフレキシブルになります。

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その第一弾として、ポイント&マネー特典が、この3月1日より「利用しやすく」変更になりました。その内容についていろいろ調べた結果をメモ。

事前にヒルトンから発表されていたこととしては、

  • 5000ポイント以上1000ポイント単位での利用が可能に
  • アワードのカテゴリ制を廃止(ホテル毎に個別レートに)
  • スタンダードルームの必要ポイントの上限は据え置き

といったあたりです。これだけ聞くといい感じですね。

実際のところ、どう変わったのか見てみましょう。

ポイント&マネーの料金設定

とりあえず、一番の関心どころであった、ポイント&マネーについてです。伝わる人には伝わるような表現をすると、全額キャッシュで払う場合と、全額ポイントで支払うような場合が「リニア」に変化するようになりました。どういうことか見てみましょう。

ヒルトン成田で3/19から一泊する予約を入れようとすると、

一番安いHILTON QUEENがスタンダードレートで20000円++(24192円)、全額ポイント利用の場合20000ポイントが必要です。ちょうど1ポイント1円というレートになりますね。

ではポイント&マネーを利用しようとするとどうなるか、試しに5000ポイント利用する設定にしてみると、、料金は15000円++(18144円)になります。同様に10000ポイント利用すると料金は10000円++(12096円)、15000ポイント利用すると料金は5000円++(6048円)になるんです。

そう、つまり全額ポイント利用した場合のポイント単価が維持されます。全額ポイントで支払う場合と比べて、全体のうち何パーセントがポイントで支払われたか計算され、その残りの割合の料金が請求されるシステムとなっています。

全額キャッシュの場合のレートと、全額ポイントの場合のレートだけ比較すれば良い制度になりましたね、という表現が精一杯褒めた表現でしょうか。裏返せば、ポイント&マネーが最もお得というレートになることはなくなりました。

だって、全額キャッシュより、ポイント&マネーの方がお得ということは、ポイント単価が高い=ポイントを出来るだけ使ったほうがお得ということ。それなら全額ポイント支払いのほうがより一層お得になるって事ですよね。

ポイント単価はどうなのか

事前に言われていた通り、スタンダードルームの必要ポイント上限は据え置きされています。なので、今までどおり、ホテルレートが高い日程で宿泊する場合はポイント単価が1円程度になるような日程も出てきます。

ちなみに、上の例で出したレートは、説明しやすいように綺麗な数字になっている日付を頑張って探してきました。その結果、偶然、とても良いポイント単価な日が選択されています。

閑散期についてはどうでしょうか。事前に、閑散期は今までよりも少ないポイントで宿泊できるようになると発表がありました。実際に、東京近辺のヒルトンで必要ポイント数が少ない日程を探してみました。

ヒルトン東京    54000(28130円++)

コンラッド東京   66000(34300円++)

ヒルトン東京お台場 32000(16150円++)

ヒルトン東京ベイ  29000(12350円++)

ヒルトン小田原   37000(18050円++)

ヒルトン成田    19000(9800円++)

各施設いろいろな日程で(手作業で)検索をかけてみて見つかった最低ポイントです。それぞれに対応するキャッシュのレートも載せてみました。これから感じられることは、ポイント単価が0.5円程度にはなるようにポイント数を設定してくれるんだな、ということですかね。

いろいろ調べてみて、ホテルレートが安いうちはポイント単価が0.5円前後になるように設定、ホテルレートが上がって元々の上限に達したらそこでストップという設定になっている気がします。

プレミアムルームリワード

いままで、ヒルトンのポイント利用では、スタンダードルームが基本でした。それ以上のランクの部屋になると必要ポイント数が一気に跳ね上がる、といったことが平然と行われていましたね。キャッシュだと1000円も違わないような部屋ランクなのに数万ポイント上乗せが必要というのはざらにありました。ダイヤモンド会員向けにとても安いレートが出ていることがあったのも事実ですが・・・

今回の変更から、ほぼ全部屋タイプがまともなポイント単価で泊まれるようになっています。基本的にスイートにしか泊まらない、という人もポイントを利用しやすくなったのではないでしょうか。そういった上位顧客からの声があったんでしょうかね。 

まとめ

ポイント&マネーはあえて利用する価値なし、ポイント利用するなら0.4~0.6円の単価で統一、それより高い単価を出したければ割高な日程で利用するしかないという結果になりましたね。普通に改悪以外の表現が見当たりません・・・

3月1日の時点ではポイント利用するとサービス料が料金に含まれなくなるように設定されていて、5000ポイントだけ利用するのが最も割が良くなるという設定だったのですが、ミスだったようで翌日には修正されてしまいました。残念です。