さたんの雑記

マイルとかホテルとか

ヒルトン・メルボルン宿泊記2 ~チェックイン&アップグレード~

当日は歩いてホテルまでアクセスしました。空港からのアクセスならSkybusのホテル巡回バスを使っても良いですが、待ち時間とかのことを考えると(迷わなければ)車より徒歩のほうが早いと思います。

徒歩でアクセスするとこのような角度でホテルを見ることが出来ます。

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中央の高い建物がヒルトン・メルボルンです。そして下に広がる横に長い建物がコンベンションセンター。広いです。

ここからは歩行者専用の橋を渡ります。渡って振り返るとこんな感じの景色。

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この横にかかっている橋ではなくて、奥に向かって架かっている橋のほうが中心部への橋です。このように天気がよいとこのエリアを歩くのも快適です。

車道の関係でエントランスは川とは反対側に設置されているため、ここからエントランスまではちょっとわかりにくいですが、ところどころにある案内板を見逃さずに歩いていけば2分ほどで着きます。

17時頃にレセプションへ行くと3人のスタッフがチェックイン手続きをしていましたが、日本人の団体さん(ツアーではない)がチェックインをしていてしばらく待たされました。数分で1人のスタッフが空き、「あなたも一緒のグループ?」と声をかけてくれます。

そして、チェックイン手続きです。アプリで表示されていた通り、「いつもありがとうございます。今回はキングエグゼクティブルームにアップグレードしました」とのお言葉を頂きますが、ここでちょっと粘ってみました。「2人で滞在するから出来れば2ベッドがいいんだけど・・・もともとツインで予約してるし・・・」とこちらが言うと、いやな顔1つせず「アレンジできるか見てみるわね」とパソコンとにらめっこしてくれます。まあ別にアップグレードしてくれたわけだし、ダウングレードされるんだったら今の部屋キープしよう、などと考えながら待っていると、「OK。2ベッドルームスイートに空きがあるからそっちにアップグレードするわ。会員だから追加料金なしでいいわよ。」とのお言葉・・・!なんと!スイートまでアップグレードされちゃいました。

ここでもう一度部屋ランクを見返すと

  • キング/ツイン/クイーン ヒルトンゲストルーム
  • キングヒルトンゲストルームプラス
  • キングヒルトンシティビュー
  • キングヒルトンエグゼクティブルーム
  • 2ベッドルームスイートベイビュー
  • 2ベッドルームスイートシティビュー
  • キングリラクゼーションスイート
  • キングヤラスイート

 なので、アプリチェックイン時に3段階、ホテルチェックイン時に1段階の計4段階アップグレードしてもらえたことになります。本当にありがとうございます。同行者にスイートにしてもらえたことを伝えると「ん?そんなことあるの?」みたいな反応。そりゃホテルの会員制度とか普通は無縁ですよね。

部屋に入るとまずこんな景色。以下の部屋の写真はチェックアウト前に撮ったものですのでちょっと乱れてる部分もありますがご容赦ください。

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左側が主寝室、右側が副寝室、奥にリビングルームが広がっています。関係ないんですが、主寝室をマスターベッドルームと書いてから、副寝室をどう表現するのかわからないことに気付きました。セカンドベッドルームとかでいいんですか?どなたか詳しい方教えてください・・・

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こちらが主寝室です。キングサイズベッドがどーんとおいてあります。右側はリビングルームへつながっています。この左側には1つめのバスルーム。

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シャワーがこちらで、この逆側に

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トイレ&バスタブがあります。バスタブは結構お湯が貯まるのも早くて使いやすかったです。

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主寝室のベッドからはテレビも見れるようになっています。また、その横には十分な大きさのクローゼットもありました。

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こちらが副寝室。ちょっとは整えたつもりだったんですけど・・・だめでしたね

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主寝室用のバスルームとは別に、ゲスト用?副寝室を使う人用のバスルームもあります。2人でこの部屋に泊まっているので同時にシャワーを浴びることが出来て便利でした。ただし、こちらにはバスタブはありませんでした。

さて廊下をまっすぐに進むとリビングルームです。

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向かって右側にはリビングエリア。

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こう見るとテレビがかなり小さく見えるんですけど、まあ十分です。

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反対側はダイニングエリア?写真がぼけてしまっていますね・・・申し訳ありません。

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奥にはちょっとしたシンク・食器洗浄機・電子レンジが用意されていました。上の棚には

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上の棚には、食器類や、

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グラス類までそろっていました。外でワインとおつまみを買ってきてもおいしく飲めますね。

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ミニバーはこんな感じです。料金表が見当たらなかったんですが、In Room Diningの冊子のところにでも載っていたんでしょうか。

 

部屋の要所はこんな感じでしょうか。

ヒルトン・メルボルン宿泊記1 ~ホテル選び&予約&立地&アプリチェックイン~

メルボルンでのホテル選びは以下の記事でもコメントしました。 

www.hamptons-satan.com

今回は数あるメルボルンのホテルからヒルトンを選択した際の宿泊記です。

ヒルトングループがメルボルンに展開するホテルは

  • ヒルトン・メルボルン・サウス・ワーフ
  • ダブルツリーbyヒルトン・フリンダーズ・ストリート

の2軒になります。ヒルトンのカテゴリはそれぞれ8と6で、ブランド名から考えるよりはどちらも少し立派なハードとなっています。

予約

今回メルボルンに滞在するに当たって、チェーン系も一応試しておきたいという思いがあり、この2軒に予約を入れようかなと考えてトリップアドバイザーさんの口コミを読んでみました。すると、ダブルツリーよりもヒルトンの会員の受けは良さそうだし、カテゴリーの差ほど料金に差もないなという印象です。ただし、メルボルンはホテル代高めの時期を含む滞在でどうすれば安く済むのかな・・・と悩んでいるとちょうどヒルトンのフラッシュセール(2016年11月上旬)が始まったのでヒルトンに1泊予約を入れて、今回の滞在という運びになりました。

一番下のカテゴリであるTWIN HILTON GUESTROOMが40%オフになって約200AUD。いろいろな日程で料金を調べていますが、最安値はだいたい250AUD弱。このレートはセール以外で取るのはなかなか難しいと思います。

立地

ハード面でも、ソフト面でも比較的良い口コミの多いこのヒルトンでしたが、心配だったのはその立地です。いわゆるメルボルンの街の中心部であるCBDのエリアではなく、CBDの南を流れるヤラ川を渡った先に位置しています。コンベンションセンターの直結していますので、そこで開催されるイベントに参加される方には抜群の立地なのですが、観光に不便ではないのかちょっと不安でした。

結論から言うと、「心配するほど不便ではない」というラインでしょうか。ホテルから出て、すぐの橋を渡ればフリートラムゾーン内のトラム停車駅にたどり着きます。時間にして7~8分程度だと思います。どこに泊まっても行き先によっては便利とは限らないので、許せる範囲かなと勝手に判断しています。

そもそも、メルボルンの観光スポットは基本的に17時には閉まりますので、夕方以降はレストランなどで食事して帰ることになります。旅行者的な行動をする限り夜遅くなることはないので、不便なことはないと思います。ただし、近くに便利なお店はないので一晩のうちに必要なものは買って帰りましょう。

アプリチェックイン

前日朝になると、スマホのアプリでチェックインできます。部屋の選択に進んでみると、普通に予約したランクの部屋が表示されます。ここで指定しておくとちょっと上のフロアが選べるかもしれませんが、まあさほど確定したくなるようなモチベーションがないので放置しておきました。夕方になると、10階の部屋がプリアサインされていましたが、特にアップグレードなどはありません。まあそうですよねー。

翌朝見てみると、プリアサインされている部屋が16階になっていて、KING HILTON EXECUTIVE ROOMにアップグレードされていました。この部屋になることでプラスされる要素は、

  • City Views
  • Large Windows
  • Executive Lounge Access
  • Free Breakfast
  • Turn Down Service
  • Higher Floor

だそうです。もともとラウンジアクセス・朝食は込みなので個人的に一番うれしかったのは高層階ということなんですけどね。とにかくまあアップグレードされたというのはうれしいことです。

ここでヒルトンの部屋ランクを見てみると、

  • キング/ツイン/クイーン ヒルトンゲストルーム
  • キングヒルトンゲストルームプラス
  • キングヒルトンシティビュー
  • キングヒルトンエグゼクティブルーム
  • 2ベッドルームスイートベイビュー
  • 2ベッドルームスイートシティビュー
  • キングリラクゼーションスイート
  • キングヤラスイート

の8ランクがあります。3段階のアップグレード、しかもスイート以外では最大限アップグレードしてくれたことになりますね。とてもありがたいです。

ホテル・ウィンザー(メルボルン)宿泊記2 ~ヴィクトリアンスイート~

当日は空港からタクシーでアクセスしました。タクシーの運転手にも、「ホテル・ウィンザーまで」と言えばそれだけで十分通じました。さすがの知名度ですね。空港からホテル・ウィンザーまでは30分少しで60ドルほどの支払いでした。Skybusだと1人19ドルでしたので3人以上ならタクシーのほうがお得ですね。

州議事堂側から撮影した外観はこのような感じです。重厚感MAXですね。

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真正面から撮影してみたらこのような写真になりました。かなり広角なカメラを使っているのですが収まりません。

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写真に写ってはいませんが、基本的にベルスタッフがドアのところに待機しており、タクシーが着くとすぐに荷物をピックしてくれました。歴史あるホテルなだけあってこういったあたりはきちんとしていました。ベルデスクのところには当日宿泊する客のリストが置いてあって、名前を言うとすぐに把握してくれます。

午前中のうちに到着したので、さすがに部屋が準備できていませんでした。チェックインの手続きの際に、携帯電話の番号も聞かれ、部屋が出来るとメッセージか電話にて連絡するといわれました。自分はオーストラリアの番号を持っていたのでなにも問題なく連絡が来ましたが、日本の番号でもおそらくきちんと伝えれば連絡が来ると思います。

14時チェックイン開始で、結局連絡が来たのは13:46でした。うーん、もうちょっと早いかと予想していましたが・・・かなり混雑した時期に滞在してしまったようですね・・・

ヴィクトリアンスイートは公式HPでは以下のように説明されています。

Our elegant Victorian Suites promise a luxurious stay in Melbourne. Each 122 square-metre suite offers tall windows with magnificent views of Parliament House and the Treasury Gardens. These grand suites are renowned for their 5 star charm and separate dining, sleeping, and entertaining areas.

そして部屋の設備としては

  • Formal entrance
  • Separate lounge, dining room, master King bedroom
  • Second bedroom or study
  • Marble bathroom including a spa
  • High ceilings and windows that can be opened
  • Wireless Internet access
  • Two LCD televisions and DVD player
  • Iron and ironing board
  • Coffee and tea making facilities

 と書かれており、以下の4枚の写真が載せられていました。フォーマル・エントランスって書いてありますけど、エントランスって何それ?って正直思いました。写真を見るまでは。

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 1枚目の写真がエントランスですね。なるほど、と思いつつもプライベートで利用するときは要りませんね・・・全体の写真から受ける印象としては広いし明るいし優雅に過ごせそう、という感じが伝わってきます。

キーを受け取ったのは夜になってからだったのですが、部屋の様子を写真に撮影してみました。順番に似たような場所を撮影した写真を載せてみます。まずはエントランスです。

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正確には上の写真とは逆向きなんですが、ちょっと印象が違いますね・・・全体として、演出かもしれませんが部屋が暗いんですよね。広さの割に照明の強さが足りていないような気がしました。写真を見返してみると、確かに晴れた日にカーテンを開けて撮影するとそうなるんだろうなという感じがします。

上と同じ順番で、ダイニングルーム、リビングルーム、マスターベッドルームを見てみます。

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これはコース料理をルームサービスで頼むのが正しいんでしょうか・・・まあ普通に5~6人で会議とかするときに使うと考えると便利ですね(もちろんパーティーとしての利用には許可が必要です)。

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4人でこのヴィクトリアンスイートにステイすると1人分のエクストラベッドはこのようにリビングルームにセットされます。客人が出入りするようなきちっとした使い方をする場合は4人で滞在してはいけませんね。夫婦+秘書1人ならちょうど良いところでしょうか。ソファーは良い座り心地でした。奥様会をするのにはいかがでしょうか。

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 こちらがマスターベッドルームです。ベッドの寝心地は良かったですが、大きさは普通ですね。

朝食込みの料金で予約していた場合、10時半まで1階(表記はG階)でいただけます。朝食でさえフォーマルだなと感じるレストランですので、ラフすぎる格好で行かないことをお勧めします。ビュッフェスタイルではなく、メニューからオーダーするスタイルでした。ウエイターさんが、とても丁寧に(しかしとても早く)説明してくれます。スムージーorジュース・パンセレクション・卵料理などがいただけますが、残念ながら写真を撮影する勇気はありませんでした。かなり分量がありますので、ビュッフェじゃないからとはいえ足りないことはなかなかないと思います。

まとめ

このホテルのウリはやはり「歴史」とそれに由来する「フォーマルさ」でした。外観から感じる荘厳さは、ホテルに入って見える内装ときちんとマッチしていて、欧州にある歴史的建物に実際に宿泊しているような気分になります。5階建てで高層ビルになっていない点からも、エレベーターの内装からも時代を感じますし、そういった空気感を楽しめる方におすすめします。ここぞ、という勝負のタイミングでは十分良い思い出に残ると思います。

ただし、最近出来た新しいきれいなホテルのほうが水周りがきれいだったりしますし、機能面で使い勝手が良かったりするので、長期滞在する場合だったらチェーンのホテルを選ぶかなと感じました。

ホテル・ウィンザー(メルボルン)宿泊記1 ~ホテル選び&予約~

メルボルン滞在時のホテルには悩みましたが、今回は歴史あるホテルウィンザーを選択しました。

メルボルンでの滞在先として、自分の中で候補として挙げていたのは次の10件ほどです。

  • ホテル・ウィンザー
  • インターコンチネンタル・メルボルン・ザ・リアルト
  • パーク・ハイアット
  • グランド・ハイアット
  • クラウンホテル系
  • ウェスティン
  • シェラトン
  • ヒルトン・メルボルン・サウス・ワーフ
  • ダブルツリー・バイ・ヒルトン
  • ソフィテル
  • ホリデイイン・メルボルン・フリンダーズ・ストリート

ホテル・ウィンザーは2017年の2月から改修のためクローズするという話があったのでせっかくなら改修前に訪れておきたいという思いがあり、予約を入れました。その後変更があったようで2月以降でも予約が入れられるようになっていました。

候補に挙げた中で、ホテル・ウィンザーとクラウンホテル系以外はすべてチェーンなので選んだという感じですね。

www.thehotelwindsor.com.au

ホテル・ウィンザーの最大のウリは歴史の長さです。1883年創業で、HPには、

The Hotel Windsor is Australia’s most loved and renowned grand hotel, pre-dating The Savoy in London, The Plaza and The Waldorf Astoria in New York, The Ritz in Paris, and Raffles Hotel in Singapore.

とあります。確かにまあ古いですね。調べてみると、サヴォイは1889年、プラザホテルは1907年、ウォルドルフ=アストリアは1893年、リッツは1898年、ラッフルズは1887年なんだそうです。

そしてCBDの中でも州議事堂の目の前に建っていて(便利かどうかはともかく)立地は抜群です。古くから場所を確保していたからできたんでしょうね。HPに建ってからの経歴が載っているので気になる方はご覧ください。

今回は人数が多めの滞在で、4人が1部屋に泊まれるといいなと思ったのでヴィクトリアンスイートを選択しました。ホテル・ウィンザーはチェーン系ではないのでどうやって予約するか悩みましたが、直接予約よりもExpediaを通して予約するのが最も安いように感じました。クーポンなどを駆使して、朝食込みで7万円程度でしたが、そもそも自分の滞在していた時期はかなりホテルレートが高騰していて、これでも割安でした。宿泊後に空室検索をしてみると、時期によっては500AUDほどで宿泊できるようですね。

Expediaではホテル・ウィンザーは+VIP Accessホテルに登録されているのでポイントが多めにもらえるほか、自分は+シルバー会員特典として

  • 食事&ドリンク 20%オフ
  • インターネット無料

の特典がつくとの案内メールがExpediaから来ました。そもそも朝食はついているのでホテルで食事の予定はなく、インターネットも特に必要なかったのですがね・・・

また、3日前にはホテルから直接のメールが来て滞在する日からの4日間の天気予報を教えてくれるほか、ステイに関する希望を入力するフォームへのリンクが貼ってありました。そのフォームへアクセスすると、

  • 到着予想時刻
  • 枕の希望
  • 空港・駅への送迎車の希望の有無
  • 食べ物のアレルギー
  • コンシェルジュサービスの希望の有無
  • 有料アップグレードの希望の有無
  • 記念日かどうか

を入力できるようになっていました。歴史あるとはいえシステムはきちんと現代仕様になっていますね。

枕の希望は

  • Windsor Feather Pillow
  • Posture Perfect Pillow
  • Caress Pillow
  • Low Profile Contour Pillow
  • Firm Feel Pillow
  • High Profile Contour Pillow
  • Feather Light
  • Anti Snore Pillow

から選べるらしいですが・・・正直自分の好みがどれなのかわかりませんね・・・

送迎車を希望するとコンシェルジュから連絡が来てアレンジしてくれるらしいです。価格は120ドルからって書いてありましたので興味ある方は連絡してみましょう。

コンシェルジュサービスは

  • ホテルの外のレストラン
  • シアター・コンサート
  • メルボルンのイベント

の項目に分かれていて、それぞれ情報を求めることができます。

有料アップグレードの希望をするにチェックを入れると、最低40ドルでアップグレードするかどうか尋ねる連絡が来ます。今回の自分の予約は1部屋に4人が泊まる予約で、ヴィクトリアンスイートの予約だったのでアップグレードしようがありませんでしたが・・・

記念日は、どういった記念日なのか記入する欄のほか、

  • シャンパンまたはスパークリングワイン
  • チョコレートに浸けたストロベリー(18ドル)
  • 花束(40ドル~)

が必要かどうかを聞かれます。もう向こうとしては手馴れたことのようですし、そういったタイミングで利用することがよくあるホテル、ということなのでしょうね。

オーストラリア国内線の乗り方3 ヴァージンオーストラリア編

カンタス編・ジェットスター編に引き続いて、ヴァージンオーストラリア編をお送りします。

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カンタスワールドと言っても良いであろうオーストラリア国内線業界で数少ないレガシーキャリアの1つがヴァージンオーストラリアです。ジェットスターもカンタス傘下ですからね、本当にこの国はカンタスワールドです。ANAでオーストラリアへ行くと、国内乗り継ぎ線はヴァージンオーストラリアが選択されますのでご存知な方もいるかもしれません。

予約

もちろんこちらの会社も、基本的にネットから予約することになります。カンタスとは異なり、日本に(自社便で)就航しているわけではないので、日本語対応はありません。連絡先として指定されるのはオーストラリア国内の電話番号のみです。

最低価格保証がありますが、結構条件が厳しくて使えないと思ったほうが良いです。

ネットからが基本とはいえ、公式HP以外でも購入できます。Expediaからでも予約できますし、そのほうが安いことも普通にあります。実際、自分もExpediaから日本円建てでHPより安く購入できました。いろいろな購入チャネルをチェックしなければならないのは面倒ですね・・・

預け入れ手荷物(受託手荷物)

ここはさすがにレガシーキャリアなので1つ23kgまでは無料で預けることが出来ます。受託手荷物枠を追加購入する場合は基本的にネットから手続きができます。ただし、自分のようにExpediaからチケット購入した場合はネットでは手続きが出来ず、(オーストラリアの)コールセンターに電話するように指示されました。当然英語なので手間でしたね・・・カウンターでの支払いだと70AUDですが、コールセンターで事前購入すると35AUDで済みました。

この預け入れ手荷物の重量チェックは結構厳格なようで、追加料金を支払っている人を見かけました。注意しましょう。

そのせいなのかはわかりませんが、シドニー空港でのヴァージンオーストラリアチェックインカウンターはかなり行列ができています。時間に余裕を持って空港へ向かいましょう。

持ち込み手荷物

機内に持ち込める手荷物サイズについては日本と同じサイズ、重さで共通しています。重量チェックされることがないことはカンタスと共通でした。

保安検査

保安検査は上に書いたカンタスの記事を参考にしてください。

機内サービス

ドリンクと軽食がいただけました。ごく簡単なものです。

降機後

荷物預ける人は結構いるのか、ナローボディー機だったにも関わらず出てくるまではかなり時間がかかりました。時間には余裕を持っておきましょう。

まとめ

基本はレガシーキャリアですが、「ちょっとケチなレガシーキャリア」という気持ちで臨むとちょうどいい感じなのかな、という印象でした。

 

オーストラリア国内線の乗り方2 ジェットスター編

前回のカンタス編に引き続いてジェットスター編です。

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ジェットスターは日本でもすっかり定着してきていますね。厳密に言うと国内線を運用するのはジェットスター・ジャパンなので別会社なんですけど,まあ正直同じですよね。

予約

多くのLCCと同様、基本的にネットから予約することになります。電話で予約することもできるのかもしれませんが,全く考えたこともなかったのでわかりません。ただし,電話で予約するとかなりの手数料を取られるような気がします。

オーストラリアでは日本と異なりクレジットカードでの支払いに手数料が足すことが認められています。そのため,当然のようにジェットスターのチケット購入にも支払手数料がかかりますが,1%程度と思っていたより良心的な設定でした。多くのホテルでは1.5%の手数料がかかりますからそれに比べるとマシです。オーストラリアのタクシーは相当上乗せしてくるのできちんとキャッシュを準備しておきましょう。

LCCだからと言っていつでも安いわけではないというのは気をつけましょう。座席指定などは有料で,必要に応じて追加料金を払うことになります。各プランをよく見て考えましょう。実際、自分が予約した際にカンタスと料金比較すると、手荷物を預ける料金込みで考えるとカンタスの方が割安となっていました。マイル加算の自由度などを考えるとカンタスも悪くないです。ただし,変更可能運賃にするのはレガシーキャリアよりもはるかに安かったです。そういう使い方もありだったかなと思ったりもします。

預け入れ手荷物(受託手荷物)

LCCの本領発揮です。有料になります。航空券と同時購入<チェックイン前にネットで購入<チェックインカウンターで支払いの順で高くなります。きっちり計画性を持って手荷物枠を購入しましょう。重さごとに細かく料金が区分されています。

持ち込み手荷物

機内に持ち込める手荷物サイズについては日本と同じサイズ、重さで共通しています。カンタスでは「特に保安検査でも搭乗口でも重さチェックされることはないです。大きさについては頭上の手荷物いれに入るなら問題ないと思います。」と書いたのですが、ジェットスターでは搭乗直前に重量チェックされることがあります。そのときに7キロを超えるとキッチリ追加料金が取られますので気をつけましょう。

保安検査

保安検査は上に書いたカンタスの記事を参考にしてください。

機内サービス

ドリンクと軽食がいただけますが、もちろん有料です。

降機後

荷物を預ける人は少なめなので、預けた手荷物が出てくるまでは早く感じました。

まとめ

初LCCだったので何が起きるのかちょっと不安だったのですが、自分は座席指定をしておいたこともあって特に変なイベントが起きることはありませんでした。ただし、手荷物の重量だけは気をつけましょう。追加料金が発生します。(本当はいつも気をつけなきゃいけないのですけどね・・・

オーストラリア国内線の乗り方1 カンタス編

オーストラリアにて国内線に乗る際に気付いた点を挙げてみます。

まず今回はナショナルフラッグキャリアであるカンタス航空についてです。

予約

多くの航空会社と同様、ネット・電話から予約することができます。電話で予約すると3000円の手数料がかかりますし、「予約部の日本語対応の営業時間は、土曜、日曜、祝日、年末年始を除く、午前9時から午後5時です。」だそうなので、素直にネットから予約しましょう。英語でよければ24時間対応してくれます。

カンタス航空はウォークアバウト・パスなるものを販売しているとHPには書いてあります。

style.qantas.jp

日本との往復チケットと同時購入すれば、オーストラリアの国内線1区間を10,000円~15,000円で追加できるという制度で、バラバラに購入するよりも(ブッキングクラスの割には)安く済みます。

話はそれますが、別切りで国内線を予約しようとすると、Red-E-dealという料金が基本的に最安値で出て来て、それを購入する人が多いと思います。ですが、これはブッキングクラスがかなり低めなのでカンタスのフリーケントフライヤーやBAのExecutive Clubにはマイル加算できますが、JALにはマイル加算できません。なので、できればこのウォークアバウト・パスを利用したいところです。

と思うのですが、予約画面をどう頑張って探してみてもウォークアバウト・パスなどという文字は見つかりません。どうしたらいいのかわからなかったので、電話でしか予約できないのかなーとか思ってカンタスにお電話して聞いてみました。

すると、ホームページにアクセスして、multi cityから予約すれば良いだけよ!とのお返事です。特別にウォークアバウト・パスという運賃表示がなされるわけではなく、複数都市を訪れるルートを入力すると自動的に適用されるスタイルなようです。

預け入れ手荷物(受託手荷物)

カンタス航空の国内線に乗る、という人の多くは国際線と通し料金(というかセット料金)で購入した方だと思います。そういった方にはもちろん国際線と同様の受託手荷物として30キロまで無料で預けることができます。またカンタスの国内線のみを別切りで購入した場合も23キロまでの手荷物を無料で預けることができます。当たり前のようですが、JetstarなどのLCCの存在感の大きいこの国ではこの点もありがたく思えてきます。

持ち込み手荷物

機内に持ち込める手荷物サイズについては日本と同じサイズ、重さで共通しています。ただし、特に保安検査でも搭乗口でも重さチェックされることはないです。大きさについては頭上の手荷物いれに入るなら問題ないと思います。

保安検査

保安検査は飛行機乗るのを億劫にさせる大きな要因だと思います。自分なんかは安心感があって良いと思う派なんですが。ホームページに国際線については詳しく記載されていたのですが、国内線についてはあまり記載がなくてどういうものなのかなとちょっと不安でした。

刃物類がダメなのは当然ですが、液体類は大きさに関係なくOKでした。ただし、日本の製品はこれは何だと聞かれることはあります。説明すれば許してもらえることがほとんどなはずなので頑張って説明しましょう。

あと、日本の感覚とずれる点としては、搭乗券がなくても保安検査を通過できます。なので、搭乗口付近でお別れの挨拶をしている光景をよく見かけます。これは興味深かったですね。

搭乗

特に変わったことはありません。普通に乗ります。

機内サービス

ドリンクと軽食がでます。長距離線には乗ってないので長距離線でも変わらないのかはわかりません。

降機後

バゲッジクレームは(自分の行った)どこの空港も非制限エリアにありました。

まとめ

全体的にレガシーキャリアの安心感でいっぱいです。ウォークアバウト・パスをうまく使えれば周遊も簡単でしょう。