本日いよいよテニスの4大大会の初戦,全豪オープンの男子シングルス決勝戦ですね。フェデラー対ナダルです。決勝がこの組み合わせになるとは誰が予想したでしょうか。全豪オープンの観戦チケットにはいろいろな種類があるのでまとめてみました。
まず,全豪オープンには大きく分けて4種類のコートがあります。
- ロッド・レーバー・アリーナ
- ハイセンス・アリーナ
- マーガレット・コート・アリーナ
- その他のコート
です。これらの名前の付いているアリーナは3つとも屋根があります。3つも屋根があるコートがある大会って他にはないです(多分)。そしてこの記載した順に知名度・注目度の高い選手が割り当てられる事になっています。実際に誰が割り当てられるかは前日にならないとわかりません。そもそも誰がランキング何位になるか(=トーナメントの組み合わせ)は直前にならなければわかりませんし,2回戦以降は誰が勝つかわからないので当たり前ですね。有名選手の試合が見たい場合はロッド・レーバー・アリーナに見に行くと良いです。ただし,オーストラリア人選手は多少ランキングが低くてもロッド・レーバー・アリーナに割り当てられることがありますので,そういった認識はもっておいた方ががっかりしなくて済みます。
さて,チケットについてですが,
- ロッド・レーバー・アリーナ
- マーガレット・コート・アリーナ
は全席座席指定です。逆に,これ以外のコートは,ハイセンス・アリーナを含めて自由席です。なので,
- ロッド・レーバー・アリーナの座席指定券
- マーガレット・コート・アリーナの座席指定券
- 会場入場券「グランドパス」
の3種類に分けられます。座席指定券には会場入場券が(もちろん)ついてきます。さらに,座席指定券はデイセッションとナイトセッションの2つに分けられているので,
- ロッド・レーバー・アリーナのデイセッションの座席指定券
- ロッド・レーバー・アリーナのナイトセッションの座席指定券
- マーガレット・コート・アリーナのデイセッションの座席指定券
- マーガレット・コート・アリーナのナイトセッションの座席指定券
- 会場入場券「グランドパス」
の5種類ともいえますね。ハイセンス・アリーナは自由席なので,グランドパスでも十分楽しむことは出来ますし,1〜2回戦などでは有名な選手が通常のコートで試合を行うことすらあります。ロッド・レーバー・アリーナの座席指定券があればもちろんトップ選手の活躍を見ることが出来ます。
注意点はいくつかあります。
まず,ナイトセッションの座席指定券では17時まで会場に入ることが出来ません。それ以前に入場したい場合はグランドパスもあわせて購入しておくことが必要です。逆に,デイセッションで朝入場しても,夕方に追い出されるということはありません(指定席の権利はナイトセッションの人に移りますが)。
あと,グランドパスについても数に限りがあります。混雑する土日などに行く場合は当日にチケット買えばいいかーとか思っていると会場に入ることすらできません。全豪オープンのグッズはいろいろなところで売っていますが,一番種類が揃っているのはやはり会場内のショップになりますので入っておきたいところです。
チケットの公式購入はticketekというサイトで行われ,10月頃にスタートします。
ここから予約すると,ネットで自分の座席を選んで購入することができるので,エージェントに頼んだりするよりも自分の希望するエリアの座席を購入できます。テニスの試合は横から見たいという人もいれば,斜めから見たい人,真後ろから見たい人など希望の座席は様々だと思います。これくらい値段を追加すればこんなに前の列が取れる,といったことも見ながらできるので,これがおすすめです。
ちなみに,会場に入ると,芝生エリアに寝っ転がりながら大きなモニターで観戦したりすることもできて,飲み物・食べ物もある程度お店があるので入るだけでもかなり楽しめます。ハイセンス・アリーナにも入れますしね。みんなハイセンス・アリーナ行くんじゃないの?それで席開いているの?とか思う人もいるかと思いますが,結構出入りは多くあるので,「辛抱強く」待てば入れます。ただし,出入りが激しい分,持ち込まれる飲食物の量も半端ではなく,席の周りにはゴミがかなり散らかっていますので覚悟してください。その点,ロッド・レーバー・アリーナやマーガレット・コート・アリーナでは席と同じ数の人しか入らないので座席周りはきれいに保たれています。案外こういうところに違いが出るのだなあと感じました。
いろいろ話はずれましたが,会場に入ればとにかく楽しめます。有名選手がすぐそこに見えるんです。タイミングよくメルボルンを訪れる方はぜひ全豪オープンテニスへいってください。