さたんの雑記

マイルとかホテルとか

ANA879便:羽田-シドニー エコノミークラス搭乗記:予約編

日本をはじめとする先進国のほとんどが極寒の冬の季節に、熱帯でもないのに暖かいエリアはとても貴重ですね。というわけでオーストラリアへ行きました。治安も良いし、時差も少ないし、暖かいし、英語圏だし、結構便利なシティだし、ということで個人的な好みの上位になりつつあります。

シドニー線はANAとカンタスが羽田から、JALが成田からそれぞれ1日1便ずつ飛ばしています。ANAとカンタスはどちらも深夜便、JALはシドニー発便が昼間便です。今回のオーストラリア行きは昨年の夏ごろから考え始め、航空券をいろいろ調べたんですが、例年1月のシドニー線って完全にハイシーズンなんですよね。エコノミーの最安値を取れることはほぼなくて、自分の狙った日付の前後だとJALはダイナミックセイバーのタイプBしか取れないような状態。ANAもそれに順ずる形でした。

ダイナミックセイバーのタイプBってつまり、アップグレード対象運賃レベルしか取れないってことですよ。結構なお値段じゃないですか。こういうの、ちょっと損した気分になってしまう性分なんですよね。

その金額出すくらいならもう少し奮発してJALの有償ビジネスクラス→ファーストクラスにアップグレードというのも考えましたが、アップグレードの空席がなくてあえなく断念しました。余談なんですけど、ビジネスクラスの最安値とかキャンペーン運賃って

  • ANAだと70%マイル加算&アップグレード対象外
  • JALだと125%マイル加算&アップグレード対象

なんですよね。ちょっとJALのほうがやさしいルールに思えます。

とりあえず、考え始めてすぐにANAのビジネスクラスの特典航空券に空席待ちを入れました。復路の便はちょっと日程をずらせば取れたのですが、往路便が全然落ちてこず・・・ANAにお電話をかけて、前後の空席を聞いたりするのですが前後の日付調べてもらっても「空きはありません。エコノミークラスなら空席がございますが」とのお言葉です。一旦電話を切ってからよく考えた結果、ベストな日程・直行便・片道だけなら妥協すべきラインかなということでエコノミーをとることにしました。帰りについては、現地での予定の関係でメルボルンから帰る方が都合が良いので他社便を選択しました(なのでせっかく取った復路は使えず)。

実はこのとき、空席待ちの予約してある便と実際に取った便の日程が少しずれていたからか、空席待ちを温存しつつ特典の発券ができましたが、発券期限まで空席が落ちてくることはありませんでした。

2017年1月のANAシドニー線ってリージョナル仕様246席詰め込み787-9で運航していたんですよね。787-9の詰め込み仕様は777-300ERの264席仕様よりもエコノミー席が多いんです(192席vs180席)。つまりスタッガード搭載機で一番エコノミーが多くなっています。これでもしっかり埋まるということはツアー客をがっつり囲い込んだということなのでしょうか。

直前に有償座席の空席状況を見ると、

  • ビジネス4席
  • プレミアムエコノミー3席
  • エコノミー5席

と表示されていました。ほぼ正規運賃しか空席はありません。そんなに混雑する日なのに特典が取れてよかったです。

座席指定は特典で指定出来る空席の中から一番前方の通路側を選んでおきました。やはり出来るだけ早く降機したいんです。