タイトルにあるとおりヒルトンシドニーに滞在したので、そのときの記録です。
旅行に行く上で、行き先と飛行機を決めたら次に決めなきゃいけないものはホテルになります。行き先は行きたいところを決めるわけですし、飛行機は選択肢がかなり限られているのでさほど迷わないのが基本なのですが、ホテルは尋常ではないほど選択肢があって決めるのに難渋することがよくあります。
自分の場合は、立地・評価・価格・ブランドをこの順で優先しながらバランスをとりつつ選びます。基本的に時間が限られているなかで移動に時間をとられるのはもったいないので立地はやはり最優先です。評価と価格は迷うところですが、それもバランスですね。
シドニーで「立地が良い」ってなると、
- オペラハウスが見えるエリア
- CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)
の2つが考えられます。順番にどんなホテルがあるか例を挙げてみましょう。
オペラハウスが見えるホテル
シドニーに初めて訪れる人はやはりオペラハウスは欠かせない!という方も多いでしょう。自分は今回二度目のシドニーなんですが、初めてのときはやはりこのエリアを選びました。オペラハウスから近ければ、オペラハウスで夜にオペラを見たあと歩いてホテルまで帰れますのでその点も便利です。シドニーの中心部は高層ビルが多いので、本当に限られたホテルからしかオペラハウスは見えません。
オペラハウスのあたりからシティの方面を見るとこのような光景になっています。一番手前側に建っている建物以外ほとんど見えないですね。そのため、オペラハウスが見えるホテルではそれを宣伝していますし、見える部屋かどうかでカテゴリが分けられていることがほとんどです。サーキュラーキーからロックス周辺のホテルで、ある程度眺めが望めそうなホテルは
- パークハイアット・シドニー
- キー・ウエスト・スイーツ・シドニー
- フォーシーズンズ・ホテル・シドニー
- シャングリ・ラ ホテル シドニー
- インターコンチネンタル・シドニー
- シドニー・ハーバー・マリオット・ホテル・サーキュラー・キー
- Holiday Inn Old Sydney
といったあたりになるでしょう。このなかでもインターコンチネンタルは立地的にほぼ真横からのビューとなってしまいますし、ホリデイインは建物の高さの関係でほとんど見えません。マリオットは地図で見るとオペラハウスとハーバーブリッジのど真ん中でキッチリ両方とも見えるように感じますし実際どちらも見えるのですが、隣の建物(クレディ・スイス)がマリオットよりも高いために、その両側にオペラハウスとハーバーブリッジが見えるスタイルになります。
なので、オペラハウスが満足に見える部屋ということになれば上の4つくらいということになります。しかしながら、これしか候補がないのでかなり強気な価格設定ですし、オペラハウスビューは最低価格からさらに料金をプラスする必要があります。それなりの出費の覚悟が必要です。
もしこの角度からばっちりオペラハウスが見える部屋、という希望であれば、パークハイアットの一択です。しかしながら、このホテルは最安値の部屋タイプでさえも1000AUDを超える値段がついており、シドニーにおける最高級ホテルの地位を確立しています。ちなみに、この光景を反対側から撮った写真はこのようになっています。
CBD(セントラル・ビジネス・ディストリクト)
こちらはシドニーの繁華街の中心地エリアです。オーストラリアではいろんな都市でこの呼び名が使われていますね。一応上に挙げたオペラハウスが見えるホテルも含まれるのですが、それ以外でという話にしましょう。
あたりが評価の高いホテルということになります。もちろん、これ以外にも「中心部」なのでたくさんあります。こちらのエリアに泊まるのであれば、ビューもさほど特徴的でないので比較的安価に泊まれるホテルも出てきます。ただし、シドニーは全体的にホテルレートが高めの都市なので1.5万円を切るのはなかなか大変だと思います。
ウェスティンは名前だけあってかなり高め、シェラトン・オン・ザ・パークもかなり強気の価格設定です。ヒルトンは現地の人からすると良いレストランなども入っていて高級ホテルという立ち位置のようですが、比較的に安価に泊まれるレートがあったのでこちらを選びました。今回はオペラハウスでの観劇の予定もないですしね。