あべのハルカスの58階~60階はハルカス300という名の展望台となっています。日本一高いビルの一番上のフロアから360°の景色を楽しめるようになっているだけでなく、中央は天空庭園という名の、上空までの吹き抜け構造になっています。
さて、大阪マリオット都ホテルに泊まったのは、ただ泊まりたくなったという理由だけではありませんでした。ハルカス300には、大阪マリオット都ホテル宿泊者限定で通常営業の前に展望台に入場できるのです。
宿泊者はチェックインのタイミングで、滞在者の数だけ展望台の入場券がもらえます。通常の入場券がもらえるわけではないので注意してください。そこに記載されている朝の短い時間の間だけ入場できます。営業スタート(通常は9時)よりはかなり早い時間に設定されていて、自分が滞在していた時期は午前7時から入場開始でした。
この特別入場する際も、ホテルのエレベーターを使って上がればよいのではありません。そんなエレベーターがあるとセキュリティ上問題なので仕方ないですね。一度ホテルのエレベーターでロビーの19階まで降りて、さらにエレベーターを乗り換えて展望台エレベーターのある16階まで降ります。そしてそこから60階行きの専用エレベーターに乗って上ります。つまり、53階から60階まで移動するのに19階と16階でエレベーターの乗換えがあります。耳が痛くならないように注意が必要です。
前日はかなり張り切って早く寝たので6時半には準備万端でした。朝食を先に食べたいくらいでしたが、食べていると7時に遅れてしまうので我慢です。宿泊者のみなさん7時に集結するのだろうと思って7時ちょっと前に16階に到着。そうするとこんな光景でした。
誰もいません。エレベーターは貸切でした。ちなみに天井がガラス張りになっていて、ライトの演出がいい感じなので見落とさないようにしましょう。
到着するとこんな光景が待っています。がらーん。
もちろん後からは人が来ますが、思っていたよりは混雑しなかったように感じます。3フロアあって人がバラけるからですかね。眺めについてはちょっとくすんでいる部分もありましたが、ゆったりと自分のペースで景色を眺めることが出来て最高でした。ただし、朝早いので東の方はまぶしくてまともに見えません。
宿泊者向けの特別営業なので、売店もカフェも開いていません。もしグッズが欲しい場合は16階の売店か、17階のファミマ!!へ行きましょう。ファミマ!!も案外品揃え良くて、かつキャッシュオンリーじゃないので穴場です。ファミマ!!の品揃えが良いことはクラブラウンジのスタッフが教えてくれました。
まとめ
ほとんど人のいない展望台を経験できる機会は宿泊以外にありません。それだけでも宿泊に十分の価値を感じました。クラブラウンジもきちんと充実していますし、スタッフも優秀な人がそろっていると感じました。
梅田付近にあるホテルよりも周りに高い建物が少なくて、高さがきちんと活きています。しかしながら、その分ホテルへのアクセスに手間がかかるので時間に余裕があるときに訪れると満喫できると思います。