当日は都内に用事があって、大江戸線で汐留駅からアクセスします。
コンラッドというホテルブランドを考えるとタクシーのほうがいいかな、などと考えましたが、時間もあるし電車を選びました。汐留駅からはエスカレーターを上がっていけばよいだけなので便利です。もちろん、車のアクセスでも便利なように設計はされています。入り口にはCONRAD TOKYOってかっこよく書かれていて、ちょっとした堅苦しさと上質さを感じさせます。ドアを入るとすぐにベルスタッフが寄ってきてくれます。スーツケースを持っていたのでそれを預けます。比較的若い男性スタッフでした。ベルに限らず、このホテルのスタッフは全体的に若い人が多かった気がします。若いといっても変にくだけた感じがあるわけではなく、応対は丁寧でしたし親しみやすさを感じました。
1階の時点でホテルエリアに行く人と、結婚式場などに行く人とは分かれるようになっているので、ホテルエリアが過度に騒がしくならないように配慮されています。
レセプションのある28階までベルスタッフがそのまま案内してくれます。28階ではスムーズにレセプションへと案内されました。レセプションにはかなり多くのスタッフが詰めており、待つことはありませんでした。時間帯によっては待つのかもしれませんが、あれだけの数があればさほど待つことはないでしょう。
伝えられた部屋は元々のアサイン通りのKing Room Bay Viewでした。誠に身勝手ながら、直前に2人で利用することに変えたのでTwinに変えられないかと尋ねてみました。到着直前にアプリで空室をみて、TwinはSuite City Viewしか空いてないのを確認していたので試した感じになってしまいました。
お返事は、その部屋に「割安」にアップグレード出来ますよ、というご案内でした。City ViewということでそのオファーはパスすることにしてそのままKingで良いですと伝えました。レセプションから部屋までは先ほどのベルの方とは別の方のエスコートがありました。このホテルがヒルトンじゃなくてCONRADだと感じる場面ですね。
廊下の質感も良いです。照明が暗めなのも意図的なものでしょう。永遠に部屋が続いてそうにも見える廊下です。
部屋に入ると窓からベイビューが広がっていて、アップグレードしなくて正解だったなと思わせてくれました。遠くにはヒルトン東京お台場も見えます。
眺望についてレセプションで「30階ですがよろしいですか」的なことを聞かれたので「ベイビューなら何階でもベイビューが見えますよね」って返したところ、「ええ...」みたいな曖昧な返事だったのですが、構造上30階だと浜離宮はかなり見づらいんですね。窓際のソファーに立つとようやく見えるレベルでした。そういうことだったのか、と納得しました。
自分は浜離宮はさほど期待していませんでしたので気になりませんでしたが、シーズンによってはかなり浜離宮はきれいな景色になるはずです。浜離宮ビューを期待している人はその点気をつけるか、事前にリクエストを入れておくとよいと思います。オープン時はガーデンビューだった部屋の名前がベイビューに変わったのもこれが関係してるんでしょうか。ガーデンビューは普通ベイビューと逆の向きの部屋につける名前なので外国人に向けて説明するときにわかりにくくて変っていうのがメインの理由なんだとは思います。