さたんの雑記

マイルとかホテルとか

百貨店は高いのか?

百貨店ってみなさん、どのようなイメージをお持ちでしょうか。一部の富裕層に対してバカ高いものを売ってる店で、我々一般人が行くのはよっぽどのハレの日だけ・・・そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。

しかしながら、上手に利用すれば百貨店も結構お得なんです。ただし、割高なものもあるのできちんとした見極めが必要です。どういったものをどのように購入するとお得なのか、考えてみました。

百貨店でのお得な買い方

百貨店でのお得な買い方には

の3種類があります。以下は自分がよく使っている三越伊勢丹グループを例にとってまとめます。

クレジットカード

各社が自社グループ発行のクレジットカードを用意しています。三越ならMカード、伊勢丹ならアイカードという名称のカードが発行されています。

自社店舗でクレジットカードを利用するとポイントがつきます。三越伊勢丹グループは3,000円以上の商品に対しては5%から10%のポイント付与率です。前年の利用額に応じてポイント付与率が変化します。

三越伊勢丹グループのカードのポイントは、1ポイント1円から三越および伊勢丹での買い物に使えるほか、JALおよびANAのマイルに交換できるので、他の百貨店よりは使いやすいです。

クレジットカードの弱点としては

  • 食料品や少額の買い物ではポイントが1%しかつかない
  • セール品や福袋ではポイントがつかない
  • 一部のブランド等(ルイヴィトン、エルメスカルティエ、ブルガリ、ティファニー、シャネル、フォクシー、ライカ、パテックフィリップ、ベルルッティ、ゲーム機本体、各種ギフト券)でもポイントがつかない

ところです。大半の人が利用する部分は食料品かセール品だと思うのですがそこにはポイント付与が渋いというのはつらいですね。

友の会

利用品目の制限がないのが、友の会という制度です。

5,000円や10,000円といった金額を12ヶ月積み立てると、13ヶ月分の金額のカードをもらえる制度です。

60,000円積み立て→65,000円分のカード

120,000円積み立て→130,000円分のカード

というスタイルなので7.7%分の割引です。まあまあ良いのではないでしょうか。

友の会の弱点としては

  • クレジットカードのポイントはつかない
  • 株主優待の特典との併用はできない
  • 使えるようになるまでに1年間かかる

という点です。積み立て制度なので百貨店をこれから利用するか検討するような人にはちょっと向かないですね。

株主優待

 ハイブランドは滅多に(or全く)買わないけど食料品とかセール品なら買う人に向いているのは株主優待です。

食料品やセール品も含めてほとんどの商品が10%割引になります。(三越伊勢丹の場合)

対象外の商品は金券類やチケットなどのほか、一部ブランドルイ・ヴィトン、ブルガリ(フレグランスを除く)、カルティエディオールジュエリー(一品150万円未満)、ティファニー、ウェレンドルフ、フォクシー、アディアム、エルメス、シャネル(化粧品を除く)、俄(ブライダル商品)、パテック フィリップ、ライカ、アップルウォッチ、モンベル等)です。

ブランド物を安く買いたければ友の会を利用せざるをえないですね。

百貨店共通商品券やクレジットカードの併用はできますがポイントは貯まりません。

 

自分はブランド物を購入することはほとんどないうえ、利用額のほとんどが食料品なので、株主優待を利用しています。株主優待を利用しつつ、キャッシュを持ち歩くのは面倒なのでクレジットカードで支払いしています。

 

百貨店で購入したほうがお得な商品

食料品やお酒など、他の店舗で安く売っているものを百貨店で購入したら高くつくのは想像に難くないと思います。もちろん、「良い」商品を提供しているのでこだわりがある人からすれば十分価値があるとは思うのですが、高級な「もやし」を買うかといわれると・・・個人的には安物でいいかなってなります。

それでは、いったいどういった商品ならお得なのでしょうか。

それは、どこへ行っても定価販売の商品です。海外ブランドに多いですね。日本ブランドは国内の複数の販売経路から売り出されるためか、たいてい価格統制されていません。

どこへ行っても定価販売の商品とは

  • アパレルの高級ブランド全般
  • BOSE
  • Nespresso
  • とらやなどの高級菓子店

などがあります。アパレルに関しては株主優待の対象外のものがあるのでその点のみ注意してください。

Nespressoは手軽にエスプレッソが飲めるので愛用しています。ネット販売が主ですが、百貨店にも出店しています。そういった店舗では株主優待などを利用することが出来ますので、直接ネット注文するよりも安く済みます。

イヤホン・ヘッドホン・スピーカーなどを手がけるBOSEも家電量販店などで商品を販売していますが、Apple製品などと同様にポイント付与率が低くおさえられています。BOSE商品を安く手に入れたいならば百貨店を利用するのも1つの手です。

友人や取引先などを訪れる際に、とらやなどの高級菓子店の商品を手土産に持っていく事もあるかと思います。そういった場合にも百貨店は大活躍です。百貨店なら定番物も割引がありますし、珍しい商品を見つけるのも比較的たやすいと思います。

 まとめ

百貨店では、株主優待か友の会を利用して、定価販売の商品を購入するのがお得、という話でした。最初から富裕層の行く場所、と決め付けるのではなくお得なものを見極めて買い物するのがよいと思います。