さたんの雑記

マイルとかホテルとか

タイ国際航空ファーストクラスラウンジ・そのほか地上セクション

タイ国際航空のファーストクラスは、地上セクションが充実していることで有名です。今回はそれを堪能してきました。

バンコクへの到着は、メルボルンからのTG466便ビジネスクラスです。この便はバンコク到着時に沖止めになりました。

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これらのタラップがつけられ、降りた先にはバスが待機しています。ビジネスクラスとエコノミークラスで別々のバスが用意されていました。しかしながら、タラップを降りたところには「Mr.さたん(実際には本名で)」と名前の書かれた札を持ったスタッフがいました。なんと、ファーストクラスへの乗り継ぎの自分のために専用車で迎えに来てくれていたのです。

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1人だけ車に乗り込むと、空港内をバンバン進みます。

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広すぎます。最初どこに座ればいいの?という感じでした。通常の人とは別のルートで空港の建物に入ります。

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空港に入ると、このカートでトランジット用のセキュリティまで連れて行ってくれました。このカートについては、いままでさまざまな記事で読んできましたけど、結構ものすごいスピードで走るんですね・・・

セキュリティを通るとまっすぐにラウンジの入り口へと案内してくれます。入り口ではボーディングパスのチェックと、マッサージするか聞かれます。断る理由は全くないので、お願いします。

個室がいいですか?と聞かれたので、もちろん個室をお願いします。時間によっては空いていないようですが、このときはがらがらでした。

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ここも広いですね・・・ラウンジ内では写真を撮るのは少しためらわれたのでこれくらいしか写真を撮れませんでした・・・

なにか食べますか?とスタッフが声をかけてくれます。タブレットでメニューをだしてくれて、かなり多くのメニューから選べます。

そのうちに、マッサージの時間になり、また別の担当者が案内しに来てくれます。荷物とかは置いたままでいいよ、と言ってくださりました。(もし一部なくなっていても自己責任ではありますが・・・

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スパに入ると、こちらの待合室で待つように言われます。この待合室は、施術前の人のための部屋で、施術後の人がくつろぐスペースは別に用意してあります。どこに行ってもスペースがきちんと確保してあるのがすごいですね。

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大して待つこともなく、施術室へ。シャワーも中についているので施術前後に部屋を出なくてもシャワーを浴びることが出来ます。部屋の案内をしてくれたあと、先にシャワー浴びるか後に浴びるか聞かれます。オイルマッサージをお願いしているので、後にします。

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壁にはこんな絵も。ほとんどの人が見れない場所に置いてしまうなんてもったいなく感じてしまいます。

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こちらのスペースに服を置いておくように言われます。使い捨ての下着などの説明もきちんとしてくれます。

肝心のマッサージですが、1時間の全身オイルマッサージで、それまでの身体の凝りを吹き飛ばしてくれました。無料のマッサージサービスでここまでやっていただけるのはとても助かります。次回も絶対に欠かさないようにします。

マッサージが終わるとお茶はいかが?と勧めてくれます。さぞかし満足しているように見えたのでしょうか。フィードバックシートも記入を求められました。

少しゆっくりしてからもとの個室に戻ると、すぐに搭乗時間です。時間がないわけではないですが、マッサージでゆっくりするためには乗り継ぎ時間は少し余裕を持っておいたほうがいいですね。

スタッフがそろそろ・・・と声がけしてくれて、ゲートまで連れて行ってくれました。ゲートではビジネスクラス客の搭乗を結構強引にかき分けて通してもらえます。少し申し訳なくなります・・・

全体の連携は本当に見事でした。次回もぜひ同じ体験をしたいと感じさせてくれます。そして、ビジネスクラスで十分とは感じさせず、乗れるならばファーストクラスに乗りたいという気持ちになります。このクオリティをぜひ日本でも真似していただきたいですが、なかなか難しいんでしょうね・・・

タイ国際航空466便ビジネスクラス搭乗記3 ~機内編~

搭乗券の記載よりは少し遅めに搭乗開始です。搭乗開始になる10分ほど前になると、ゲート前の待合エリアへの出入りが制限されて、中にいる人のチェックが始まります。基本的に待合エリアの座席はエコノミー客向けとして用意されていて、優先搭乗対象者は、「搭乗開始したらあっちから入ってね!」との声がかけられました。

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今回お世話になった飛行機です。利用する搭乗橋は1つのみで、全員がそこから搭乗となります。このスタイルだと、最前方のコンパートメントには確実にビジネスクラス客しか入らないので良いですね。

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自分の席に着きました。スタッガードシートです。やはり選べる限りは窓側&サイドテーブルが通路側になっている席がいいです。プライベート感があって、窓の外も難なく見えて。

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スタッガードで、通路側に席が面しているシートはこのようになっています。料理をサーブしてもらうという意味ではこちら側のほうが楽なのかもしれませんね。

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席に着くと、おしぼりとともにウェルカムドリンクがいただけます。タイ国際航空は地上でも飛行中も同じシャンパンが出るはずなので、地上のうちからシャンパンを。そういえば、タイ国際航空のスタッガードは、A350-900、A380-800、B777-300ERに搭載されていますが、中央の座席配置がANAのものとは異なっています。

机ー席ー席ー机
席ー机ー机ー席

の配置が交互になっているんですよね。こういうふうになっていると、2人連れで搭乗したとしても中央2席を並びで取ることができて良いですね。ANAのA380あたりもこの配置にすればファミリー対応として良いと思うんですけど、どうなるんでしょうか・・・

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こんなショットも撮ってみました。スムーズに搭乗は進んで、時間通り出発です。

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窓の外にはエミレーツのA380が。ジェットスター機がとても小さく見えます。

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いつかは乗ってみたいです。3月28日からは成田に再投入されているので、もしかしたらチャンスがあるかな・・・正直中東経由でヨーロッパに行こうとは思えないので、冬にドバイに遊びに行けばいいでしょうか。

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離陸します。こんな景色が撮れるのもうれしいです。エコノミーの時はどんなに短い路線でも通路側を選ぶので、ビジネスクラス、それもスタッガードの特典ですね。

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水平飛行に入ると、ドリンクを聞かれ、食事が始まります。まずはナッツから。

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定番ショット。

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一度目の食事はタイ料理にしました。フライトの時間的に少し微妙で、空港に着く前には食事をすることができなかったので、お腹は空いていました。タイ国際航空は機内食が微妙という評判だったのですが、期待よりはおいしかったです。オーストラリア滞在中にしっかりとした食事を取れていなかったので料理のハードルが下がってしまったのかもしれませんが・・・

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デザート。普通においしいです。

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食後、少し食べたりなかったのでパンを頂きました。器がちょっと微妙ですが、おいしくいただけました。

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食後は、IFEの出番です。日本の映画も数本用意されていて、見ることが出来ました。ただ、結構長い時間を自分のパソコンとにらめっこしていたので、気付いたら到着2時間前。CAさんが声をかけてくれて、「なにか食べない?これなんかおすすめよ!」というので、頂くことに。

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チキンライスです。これもまあおいしくて、自分がアジア人だなあと感じたりしました。

そんなこんなでバンコクに到着。なかなかターミナルに近づかないなあ・・・って思っていると、なんと沖止めです。

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沖止めって飛行機が近くから見れて良いですよね。元気があるときは、の話ですけど。

タイ国際航空466便ビジネスクラス搭乗記2 ~メルボルン空港・ニュージーランド航空ラウンジ~

メルボルン国際空港は、セキュリティ・イミグレを抜けると免税店を強制的に通るように出来ています。免税店を少しは覗いてみましたが、特段安いと感じるものはありませんでした。オーストラリア土産といえば、ジュリーク・イソップ・UGG・ワイン・ティムタム・ナッツ類くらいだと思いますが、どれも市内のお店で買うほうが品揃えがよいと思います。値段的にも特段安いとは感じませんでした。

特にやることはないので、ラウンジへと向かいます。

指定のニュージーランド航空ラウンジ。

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入ると、スタッフのおじさまが搭乗券チェック。ゲートオープンが何時か、まで教えてくれます。

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中のインテリアはこんな感じ。豪華と感じるわけではありませんが、広々していてくつろぎやすく作られています。ラウンジ利用者の便のゲート案内もあります。シンガポール航空のシルバークリスラウンジもあるためか人数は少なめでした。そもそもメルボルンの国際線って、そんなに便数多くないんですね・・・国内線がかなり多いのと、ヨーロッパには直行便でいけないから経由地まで大きな機材でいくのが普通で便のバリエーションが少なくなってしまうのでしょうか。

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フードプレゼンテーションは、質素ですね。ただ、このマフィンはおいしかったです。

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その一方で、ドリンクメニューはかなり充実しています。ビール類だけでもこれだけ。

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ワイン類はその隣に、これまた充実しています。

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炭酸類のマシーンも用意してあります。缶が用意してあるよりも気軽に飲める感覚があるなのは自分だけでしょうか。

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トイレの付近にはシャワールームも用意してあります。たぶん勝手に使ってもよいのだと思いますが、一箇所しかないので受付の人に声をかけといたほうが良いのかもしれません。全体として利用者が少ないので混雑するような感じではありませんでしたが、自分の後にはもう1人利用者が待っていたのでギリギリの時間を狙わないほうがいいかもしれません。

搭乗券に書かれたボーディング時間にゲートへ行くと、まだまだゲートが開きそうにはありません。そういえば、ラウンジのスタッフはもっと遅い時間を言っていましたね・・・人の話はよく聞きましょう・・・

タイ国際航空466便ビジネスクラス搭乗記1 手配~出国

メルボルンから日本へ飛ぶ際にある直行便はカンタスの成田行きのみです。今回はANAの特典航空券で手配している関係で、経由便しか選択肢がありません。

JALの特典でカンタスの予約を入れることも考えましたが、JALの自社便以外の特典をWEBで検索するのってかなり面倒というか、難しいですよね・・・電話と空席が違うという説もあって、結構強い気持ちでJALマイルを使おうって思わないと挫折します・・・

ANAの特典でメルボルンから日本への経路の候補として考えられるのは

  • シンガポール航空利用のシンガポール経由
  • タイ国際航空利用のバンコク経由
  • 別切りでシドニー経由でANA

くらいだと思います。もしかしたらニュージーランド航空とかもありうるんですかね?とりあえずこの中で、シンガポール航空はこのルールのために除外です。

シンガポール航空の一部機種(A350-900、A380-800、B777-200ER (retrofitted)、B777-300ER)では、スイートクラス・ファーストクラス・ビジネスクラスをご利用になれません。 

シンガポール航空はオセアニアエリアを訪れる際にたくさんの就航先を持っているのでかなり便利なんですけど、シンガポール経由すると必然的に前後にかなり長い時間のフライトタイムが待っているのでビジネス以上じゃないとさすがにつらいんですよね。

別切りでシドニー経由という手段もありましたが、シドニーで別切りチケットを使う場合は国内線から国際線への移動時間が読めないのでかなり早めに移動しないとならないという問題があり・・・これもできれば避けたいです。

ということで選択肢はほぼバンコク経由しかないと思います。タイ国際航空は余裕を持ってスケジュールを決めさえすれば特典であっても結構ふんだんに空席が出てくるのがありがたいです。

メルボルンーバンコク間は

  • TG462便   0:30発 → 05:40着
  • TG466便 15:25発 → 20:35着

の2便が運航されています。最初予約した時点ではメルボルン線に2便ともA350が投入されるとのことでスタッガードになると思っていたら、認可が下りないということでそんな話が消えてしまいました。TG462便は777-200ER、TG466便は777-300ERが導入されていましたが777-200ERはライフラット、777-300ERはスタッガードのフルフラットが導入されています。搭乗時間としてはメルボルンーバンコクが9時間10分、バンコクー東京が5時間少々となるので、深夜便でライフラットはさすがにつらいと思ってTG466便が第一選択肢となりました。

当日はskybusを利用しました。降りてから国際線までは少しだけ距離があるように感じました。

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チェックインカウンターはLです。ジェットスターあたりのチェックインカウンターの人の多さには驚きましたが、エコノミーであってもこの程度の混み具合。

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ビジネスクラスのところには列はありませんでした。対象者の割にカウンターが2つあるからでしょうか。

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すぐに搭乗手続きをしてくれます。タイからの乗り継ぎ便の確認、手荷物の確認をスムーズにしてくれました。ラウンジについてはニュージーランド航空のラウンジを利用してくださいとのことでした。セキュリティのエクスプレスパスも同時にいただけます。

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途中で見かけた両替所です。ここの両替所の扱いでは、4大通貨は米ドル・ユーロ・英ポンド・日本円のようですね。メルボルンの街中ではさんざん中国人を見かけていましたが、まだまだ日本円も頑張っているようです。

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それではやることもないのでさっさと出国してしまいましょう。

ホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズ宿泊記

メルボルンの空港アクセスではSkybusがメジャーだと思います。Skybusはサザンクロス駅に発着するので、そこに近いホテルは便利です。

以前に紹介した、ヒルトン・メルボルン・サウス・ワーフも比較的近くはあるのですが、一番近いチェーンホテルはホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズかインターコンチネンタル・ザ・リアルトだと思います。

www.hamptons-satan.com

メルボルンのIHGって、

  • ホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズ
  • クラウンプラザ・メルボルン
  • インターコンチネンタル・ザ・リアルト
  • ホリデイイン・メルボルン・エアポート

の4軒で、クラウンプラザもホリデイインからすぐなので4軒とも空港からのアクセスが良いですね。せっかくなのでインターコンチネンタルに宿泊してみるのも良いかなとは思ったんですが、自分の日程はインターコンチネンタルだけとても高くなってしまっていたのでパスです。前後の都合から滞在時間短めなこともあって少しでも節約しようということで。次回にでも(次回があればですが・・・メルボルンだいたい観光してしまったので行く機会って全豪とかくらいしかもう思いつかないんですけど

www.ihg.com

ホリデイイン・メルボルン・オン・フリンダーズ(以下ホリデイイン・メルボルン)では、少なくとも自分の宿泊していた時期は1000ポイントのボーナスポイントパッケージしかなかったのでそれを予約。ステータスのこともあってIHGグループに泊まるときは基本的にボーナスポイントパッケージを選びます。

www.hamptons-satan.com

 このホテルは、

  • 1ダブルベッドルーム
  • キングルーム
  • 2ダブルベッドルーム
  • 1ベッドスイート

の4ランク構成です。シンプルですね。ホリデイインというランクからするとこういうものでしょうか。

Skybusの到着するサザンクロス駅からは歩いて5分少々。下り坂なので駅からアクセスするときは楽ですね。駅に向かうときはちょっと坂を上ることになります。

通りの角にはレストランSiroccoがあり、ホテルの入り口は少し通りを入ったところになります。一瞬戸惑いますが、ホテルの入り口の正面にはタクシーが待っていることが多いのでタクシーが目印になるかもしれません。

自分が滞在したときはエントランス付近が一部工事中でしたが、ロビーはリノベーション後のようで綺麗になっていましたし、ソファーも何席かありました。

レセプションスタッフの応対も丁寧で、会員特典・リノベーションの案内を渡されました。このホテルは14時チェックイン、11時チェックアウトです。翌日の都合の関係で12時頃のレイトチェックアウトはできるか?と聞いたら「もちろん大丈夫よ!」と。こういう風にさらっとOKいただけると気持ちよいものですね。ただし、部屋についてから会員特典の案内を見ると14時までレイトチェックアウト可能だったようです。

アサインされた部屋は予約どおりのKINGルーム。4階の中庭サイドの部屋でした。

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部屋に入るとこんな感じです。結構窓が大きいのは自分的には好印象です。夜に撮影したために窓に反射してより広く感じますが、実際余裕はあります。以前にレポートしたダブルツリーの部屋よりは、スペースが十分あってスーツケースを広げても狭いと感じることはありませんでした。

オットマンがあるのも個人的には高評価です。着いてすぐって、座りたくなるんですけど、ベッドでもデスクチェアでもないところが良いですよね。ベッドは着替えてから座りたくて、デスクチェアよりはリラックスしたいというわがままを一番簡単に叶えてくれるのがオットマンです。

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ベッドの手前側には、コーヒーセットなどがありました。あまりこういう部分に期待はしていなかったのですが、内容は充実していて、一晩の割にかなり消費してしまいました。

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ベイシンは1つですが、タオル類は3セット用意されていました。3人で泊まるにはかなり狭いですけどね・・・タオルが多いこと自体はうれしいです。

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後ろ側はシャワールームです。水周り全体としてはスペースは狭めですが、空間の利用の仕方がうまく、シャワールームとしては十分広く取ってありました。同じスペースでも感じ方が違ったりするのでデザインだったり空間の使い方は本当に大事です。こういったハード面はやはり新しめのホテルの強みですかね。

このホテルの中庭にはプールがあります。しかしながら、四方を建物に囲まれていて日差しが入るわけではなさそうだったので寒い気がします。そもそもメルボルンってそんなに暖かい街じゃないですよね・・・

翌日は午前中忙しく動き回って12時にはチェックアウト。予想よりはかなり快適なステイでした。インターコンチネンタルじゃなくても十分と感じてしまいました。

翌朝ちょうど通ったインターコンチネンタルの概観。ここの豪華さが必要かどうかという意味では必要ではないですけど、泊まれるに越したことはないだろうなあ・・・

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WAON POINT/WAON ポイント/ときめきポイント・・・保存版まとめ

イオンカードを作って、ポイントが貯まり始めたんですが、どう使おうかと思ったらポイント制度が複雑で・・・いろいろ調べてみました。

カード利用で貯まるのは「ときめきポイント」

イオンカードを利用すると、他のクレジットカード類と同様にポイントが貯まります。このポイントは「ときめきポイント」と呼ばれます。200円の利用につき、1ときめきポイントが貯まるようになっています。

1ときめきポイントは1円相当と紹介されており、実際基本的にその程度の価値を持ちます。

ときめきポイントの使い道

ポイントは貯めるのが目的なのではなくて利用するのが目的なので、使い道を考えておくことは重要です。といいつつ、自分はポイントが貯まり始めてから考えてるんですけど。

ときめきポイントの使い道はカード会員でなくても以下のページで紹介されています。

tokimeki.aeon.co.jp

タニタの体組成計や、AUDIO TECHNICAのイヤホン、信州蕎麦などの、さまざまな「モノ」に交換できるほか、以下の金券類・ポイントにも交換できます。

1000ポイント
  • ワタミグループ食事券 2000円
  • SUGOCAポイント 1000ポイント
  • WAONポイント 1000ポイント
  • WAON POINT 1000ポイント
  • JALマイレージ 500マイル
  • d POINT 1000ポイント
  • イオン商品券 1000円分
  • JCBギフトカード 1000円分
2000ポイント
  • イオンコンパス 海外パッケージ旅行利用券 3,000円相当分
2700ポイント
  • イーハートお食事券 3,000円相当分
3000ポイント
  • イオンシネマ ペア映画鑑賞券
6200ポイント
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R) スタジオ・パス(1名様)
12000ポイント
  • 家事玄人(カジクラウド)らくらくお掃除セレクトパック

これらは全部ではないですが、たいていのカードから交換可能なもので、実際に使う人がいそうなものはこのあたりでしょうか。

USJの1dayパスっていま税込みで7600円もするんですね。案外これも悪くないかもしれません。食事券や旅行券などにしても1ポイントが1円を超えるようになってますね。

しかし、この記事で話題にしたいところはそこじゃないんです。赤字の3つがどう違うんだろうという話です。

商品券には手数料が必要

まず、イオン商品券にする場合を見てみましょう。イオン商品券とは、全国のイオングループ各店で使える商品券のことです。

www.aeonretail.jp

イオングループにどのような店舗があるのかはこのページを見てください。おつりがでる商品券になるので、使い方によっては結構便利だったりします。

ただし、イオン商品券は一申し込みごとに250ポイントの手数料がかかります。まあ郵送してもらうわけで、小刻みに大量に交換されたりしたら困るので、ある意味当たり前ですね。

この手数料はJCBギフトカードについても同様で、一交換あたり250ポイントがかかるようになっています。

WAON POINTとWAONポイントは別物

ときめきポイントの交換先リストの中に、「WAON POINT」と「WAON ポイント」があるんですけど、これ別にミスとかではなくって、この二つって完全に別物なんですよね。発音したら完全に一緒じゃん・・・と思うんですけど。

先に制度が出来たのはWAONポイントのほうです。

電子マネーのWAONに紐付けられたポイント制度で、

  • WAON利用200円につき1ポイント付与
  • 1ポイント=1円分のWAONとしてチャージ可

という制度です。これだけなら結構シンプルですね。

ただ、クレジットカード会員とWAON利用者は比較的囲い込みに成功しましたが、現金派の人をイオングループに囲い込むポイント制度がなかったからでしょうか。イオングループで使えるポイントカードが導入されました。これがWAON POINTなんです。

現金払いの人がイオングループ各店で買い物をする際に、WAON POINTカードを提示すると、200円につき1POINT貯まります。ここまでは普通のポイントカード制度ですね。

混乱ポイント第一弾:イオンカード関連

イオンカードは、WAON POINTカードを兼ねています。ややこしいですね。クレジットカードでありつつ、ポイントカードなので、

  • イオンカード(券面はクレジットカード)を提示しつつ現金払いができる
  • 現金払いをするときはイオンカードはWAON POINTカードとして提示しているので、200円につき1WAON POINTが貯まる
  • 現金払い時にはときめきポイントは貯まらない
  • クレジットカード払い時はWAON POINTは貯まらない

クレジットカードのポイントである、「ときめきポイント」と、ポイントカードのポイントである「WAON POINT」は片方しか貯められません。つまりイオンカードを

  • クレジットカードとして出す
  • ポイントカードとして出す

のどちらかを選ぶことになります。へー。

ここで、もう一段ややこしいことを考えます。ポイントカードとして出すなら、支払い方法に他社カードは選べるの?ってことです。

結論を言うと、選べます。なので、

  • イオンカード提示でWAON POINTを200円につき1POINT
  • 他社カード決済でカードポイントも取る

ということが併用できます。二重取りできないのはイオングループのポイント同士だけです。

まとめると、イオングループ各店ではイオンカードを利用する際

  1. クレジットカードとしてときめきポイントを貯める
  2. ポイントカードとしてWAON POINTを貯める+他社クレジットポイントを貯める

の2つの選択肢があるわけですね。

混乱ポイント第二弾:WAON関連

WAON利用でも、会員登録をすることでWAONポイントの代わりにWAON POINTを貯めることができます。利用で貯まるポイント数も、WAON POINTは500円に1POINT追加されるので、会員登録するほうがお得です。WAONと貯まるポイントの名称の対応は、

  • 会員登録していないWAON利用で貯まる→WAON ポイント
  • 会員登録しているWAON利用で貯まる→WAON POINT

という形になっています。ふーん。

混乱ポイント第三弾:ポイントたちをWAONにチャージ

WAON POINTカードの場合は、そのままレジでの支払いに利用することもできますが、WAONにチャージして利用するほうがそのチャージを利用する際のPOINTが付くのでお得だと思います。

さて、ポイントをWAON残高にするまでの流れですが、

  1. WAON POINTをWAONポイントに「ダウンロード」し、
  2. WAONポイントをWAON残高に「交換」する

必要があります。2ステップ必要なんですね・・・初見殺しな気がするんですけど・・・

これらは街中にあるWAONステーションでの手続きなので、最初はイオンとかの、スタッフがたくさんいそうな店舗のWAONステーションで手続きしてみるほうがいいかもしれませんね。

そして、クレジットカードのポイントである「ときめきポイント」から交換するときはさらに1ステップ増えることになります。しかもこれはオンラインでの手続きが基本です。

  1. ときめきポイント→WAON POINT
  2. WAON POINT→WAONポイント
  3. WAONポイント→WAON残高

ですね。赤がオンラインでの手続き、青が店頭のWAONステーションの手続きです。もしくは、ときめきポイントからWAONポイントに交換すれば、

  1. ときめきポイント→WAONポイント
  2. WAONポイント→WAON残高

の2ステップ「で」済みます。うーん、これでも十分ややこしい。

まとめ

イオンカード、ポイントつくらしいけど、どう使うの?からここまで話が展開するんですね・・・メインターゲットって主婦だと思うんですけど、ポイント使わせない気ですかね・・・

イオンカードのクレジットカードのポイントを店頭で利用したい!かつ商品券の手数料を払いたくない!っていう人には、オンラインの手続きとWAONステーションの手続きどちらも必要というなかなかハードル高めな仕様になっていますね。ただでさえ名称うんぬんでややこしいというのに。

とりあえず、公式HPですら解説が不十分な気がしますのでその辺ちょっとは改善して欲しいです。

ダブルツリー・メルボルン宿泊記2 ~当日編~

Skybusを降りてから歩くこと、3分。ホテルに到着です。ホテルのエントランスは結構注意していないと気付かずに通り過ぎてしまうかもしれません。

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ホテルのホームページにはこんな写真が掲載されていて、確かにこのような外観であることは間違いではないんですが、これだと思って行くと通り過ぎてしまうように思います。ホテルの前のフリンダーズ・ストリートは歩道の部分に屋根があるタイプのアーケードになっていて、写真ほど"DOUBLETREE"の看板は目立ちません。ホテル前にタクシーこそいますが、ロータリーや駐車スペースのようなものはありません。事前にgoogle mapのストリートビューで予習していくほうがよいのではないでしょうか笑

フリンダーズ・ストリート沿いでダイソーとウールワースの間と思っておくとわかりやすいと思います。

無事にホテルを見つけることが出来たのでチェックインです。チェックインカウンターはかなり横に長く作られていて、半分くらいはバーとなっています。ヒルトン・オナーズ会員優先レーンがきちんと用意してありました。

ダブルツリーブランドなので、チェックインの際にはクッキーをいただけます。このクッキーがとてもおいしくてちょっと感動しました。

予約どおりKING GUEST ROOMへのアサインでした。一応規約ではアップグレードされうるということになっているんですがね。混んでいるからポイント&マネー利用にしているので仕方ないです。

チェックインにあわせて、1階のレストラン「プラットフォーム270」でメイン料理を1品頼めばドリンク1杯無料のチケットを頂きました。ヒルトンなら渋いなあ・・・となるところですが、まあダブルツリーなのでこういったチケットを頂けるだけありがたいです。

ホテルの部屋に入るとこのような感じです。

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うーん、狭いですね・・・いや、普通に1人で滞在する分には十分なんですけど、この前後でホテル滞在といえばもっとゆとりのある部屋が多かったので、ちょっと入ったときは衝撃でした笑

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ベッドだけ撮影するとこのような感じ。普通にキングサイズですね。十分な広さがありますし、ベッドメイクは日本のヒルトン東京お台場などよりも上手だと思います。

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部屋の反対側から撮影するとこんな感じです。テレビ・デスク・チェアーなどがスペースをとらない形でうまく配置されているほか、姿見もあってポイント高めです。

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窓からの景色は・・・期待してはいけませんね・・・おそらく、これでもかなり良い方なはずです・・・

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バスルームはこのような感じ。必要最低限が詰め込まれています。少ないスペースを有効に使えるようになっていますね。

部屋としては狭いスペースをうまく使っていると思います。第一印象は狭く感じますが、利用していて不便に感じることはありませんでした。

冷蔵庫もありますが、ミニバーはありません。メニューはおいてあって、毎回オーダーしてくださいとのこと。正直、隣にウールワースというスーパーがあるので欲しいものはそこで買えますし、いちいち中身を出さなくても買ってきたものを冷やせる場所がある方がいいので、冷蔵庫の中身がなくてむしろ助かりました。間違ってミニバーの請求が来ることもないですしね。

そういえばホテルの内容とは関係ないですけど、オーストラリア滞在中に溜まった小銭を消化するのに、スーパーのセルフレジはかなり有効でした。機械が嫌がることなく小銭をカウントしてくれるので、心強い存在です笑

朝食は1階の「プラットフォーム270」でいただけます。オムレツやエッグベネディクトなどの卵料理1品がオーダーできるほか、サラダバーやソーセージなどのホットミールもあります。「ダブルツリーだしなぁ」と期待せずに行けば、十分納得いくレベルのご飯が食べられます。「ホテルのビュッフェ!」と思っていくとおそらくがっかりすると思います。まあホテルの(レストランの)大きさから考えて、そんなにたいそうなものは出せませんのでそのつもりで。朝食会場はかなり空いていましたので、おそらく有償で朝食をつけている人は相当少ないと思います。

まとめ

観光するには立地は良いです。とても綺麗なフリンダーズ・ストリート駅もホテルの目の前に見えますし、観光客が一番行くであろうスワンストン・ストリートまで1ブロックです。どこへ行くにも不便に感じることはないでしょう。トラムの駅もすぐ見つかりますし。

ただし、ちょっとホテルがわかりにくいのと、フリンダーズ・ストリートはメルボルンで一番ごちゃごちゃしている通りで、大きな荷物を持って歩くのは面倒かな、とは思います。もちろん裏道でごちゃごちゃしている場所はあるんですが、表通りの歩道の中では歩きにくい部類に入るかなーという意味です。

クラブラウンジはない、部屋は窓がない部屋が多いなど、泊まることに特化しています。部屋でゆっくりしよう、というタイプには向かないと思います。ここに泊まるなら観光頑張りましょう。といいつつ、メルボルンって17時を過ぎるとディナー以外やることなくなるんですけど。

個人的にもう一度メルボルン行くなら、ここのリピートはないですかね。ちょっとだけ金額を足してヒルトンにすると思います。