フランクフルト国際空港の、ルフトハンザ航空ファーストクラスターミナルを堪能したあと、日本へ帰ります。機種は行きと同じ747-8となります。
ファーストクラスターミナルからの送迎車で一緒になったスウェーデン人のカップルとともに機体へ乗り込みます。
今回の座席は2Kを指定しました。ルフトハンザのHPでは2Kはブロックされていましたけど、ANAのサイトからは予約可能でした。たぶん座席前の金具からして幼児連れのお客さま向けでしょうか。行きのときの写真と見比べると金具の存在がわかります。
帰りに話を戻しましょう。搭乗後はクローゼットの場所など勝手がわかっているのでどんどん荷物整理を進めます。そのうちに担当のCAさんから簡単なご挨拶と飲み物のお伺いを受けます。またもやシャンパンを頼みました。頭を使わなくて良いですよね笑
キャビンが落ち着いたところでもう一度丁寧なご挨拶が入ります。言語の希望を聞かれましたが、英語でお願いします。ドイツ語は数字しかわからないので・・・とお答えしました。やはりもう少し言語を勉強したほうがいいですね。
搭乗完了がスムーズすぎて荷物積み込みのほうに時間がかかったようですが、定刻前にプッシュバック。特に離陸待ちすることもなく離陸しました。行きと同様に前輪の振動を感じながらでした。
シートベルトサインが消えるとシート脇にはこのようにお水などがセットされます。今回のフライトは3Aと3K以外埋まっていましたのでCAさんは行きと比べると結構ばたばたしてます。まずはメニューが配られます。洋食は以下の通り。
オードブル
- キャビアと伝統的な付け合せ_
- サーモンとカラスガレイのモザイク、ポン酢、わさび、生姜_
- BBQソースに漬け込んだバックリブのタルタル、セージとネクタリンのグリル_
- トマトのブレッドサラダ、パルミジャーノ・レッジャーノ_
サラダ
- 菜のミックス、ピーマン、オリーブ、ライトバルサミコドレッシングまたはヨーグルトライムドレッシングを添えて
メインディッシュのセレクション
- 仔牛すね肉の煮込み、コールラビ、セロリとパセリのマッシュ、きのこのハーブソテー、ペッパーチェリー_
- カラスガレイのフライ、ホワイトトマトソース、ミニフェンネルの蒸し煮、バジル、大麦
チーズとデザート
- モルタルアルプチーズ、カマンベール・ド・ノルマンディ、ロッソ・ディ・ランガ、ブルー・ディ・ブッファラ、カブリサック、サフラン風味のマルメロと洋梨のチャツネ_
- 新鮮なベリー類_
- 温かいカード・ダンプリング、クラッシュドマカダミアナッツ、ピーチラグーにのせて
和食も一応見ておきましょう。
前菜
- キャビアと伝統的な付け合せ_
- 白身魚と胡瓜の手綱寿司、椎茸手毬寿司、鶏葱そぼろ煮、枡大根、蛸桜煮、海老と野菜の白和え、オクラ
吸い物椀
- 的鯛と絹さやのお吸い物
小鉢2種
- イチジクと柿の白和え
- 茄子のオランダ煮、蟹あん
麺
- 冷麦、椎茸、チャイブ、おろし生姜
台の物
- 鯛の唐揚げ野菜餡かけ、人参、椎茸、葱、生姜、魚出汁、御飯_
- 和風鴨ハンバーグ、おろし醤油、青梗菜、焼きトマト、玉子、御飯
留め椀
- 味噌汁
香の物
- しば漬、胡瓜浅漬け、セロリ浅漬け
デザート
- ココア大福
行きのフライトと同様、聞かれることは
- 和食か洋食か
- キャビアはいるか
- メインはなにか
だけです。例によって例のごとく、洋食を選びました。
まずはアミューズらしきものが登場です。行きの記事にも書きましたけど、これもメニューに載せてほしいです・・・
テーブルがセットされてまずはキャビアです。またしても山盛り。天国です。この後すぐにウォッカも持ってきてくれました。
前菜がやってきました。
- サーモンとカラスガレイのモザイク、ポン酢、わさび、生姜_
- BBQソースに漬け込んだバックリブのタルタル、セージとネクタリンのグリル_
- トマトのブレッドサラダ、パルミジャーノ・レッジャーノ_
です。どれもおいしい・・・モザイクって普通に考えても相当な手間ですよね・・・
ラウンジにてステーキを食べてきているので、すでにおなか的には苦しくなってきています。
そしてなぜかラウンジに引き続いてお肉を頼んだ自分・・・すでにむちゃくちゃ眠くて写真を撮ったこともほとんど覚えていませんし、写真もブレッブレですね・・・
次に気付いたときにはキャビンはすでに暗くなっていました。デザートも気付かぬうちにパスしていましたね・・・ベッドメイクしてもらってパジャマに着替えて寝ました。やはりマットレスが最高です・・・
寝る前にお願いしたとおり、着陸1時間半前には起こしていただき朝食です。
朝食と言っても満腹感はんぱないので、フルーツとスムージーだけです。ファーストクラスのサービスを堪能したい場合は少食では無理ですね・・・笑
この後はすぐにキャビンも明るくなり、着陸態勢になります。キャビンのお客様もみなさま着替えなどで忙しくなります。特に行きの便よりもキャビンが埋まっている分、よりばたばたしているように感じました。税関申告書は朝食後に配られました。担当CAよりご挨拶もあり、いよいよ着陸です。
着陸しました。行きと同様にビジネスクラスのお客様はきっちりとブロックして、最優先で降機させてくださいます。
入国審査は外国人向けレーンも日本人向けレーンも待ち時間ゼロ、手荷物もほぼ待ち時間はなく一番最初に真っ先に出てきました。
まとめ
フランクフルト国際空港では、ファーストクラスターミナルである程度しっかりした食事をいただけてしまう分、機内食はキャビアを楽しむ以上のことは少し難しいように感じました。ただし、機内での快適さは行きと同様で、十分な睡眠をとることが出来ました。フライトスケジュール的に、どうしても日本時間と同じタイムゾーンで睡眠を取ることはできませんが、フライト後の疲れは最小限です。
今回往復ともルフトハンザ航空のファーストクラスを利用しましたが、どちらもとても快適でした。ヨーロッパへ渡航する際に機会があればぜひともまた利用したいと思います。