さたんの雑記

マイルとかホテルとか

ルフトハンザ航空717便ファーストクラス搭乗記1 ~手配・チェックイン~

ルフトハンザ航空のファーストクラスといえば、基本的に他社には特典開放していません。マイルでチケットを取るならば選択肢は2つしかありません。

  • ルフトハンザグループのMiles & Moreで手配する
  • スターアライアンス各社に2週間前に開放される特典枠を狙う

f:id:hamptons:20170903142243j:plain今回は直前になってヨーロッパ行きを考え始めました。直前手配でヨーロッパといえばルフトハンザのファーストクラスを試す絶好の機会です。

ルフトハンザ航空のファーストクラスの利用を考え始めてからしばらく、特典枠がどの程度開放されるのかウォッチしてみました。全く開放がない日は少なく、多い日では3席も開放されていました。直前に売れ残っていれば比較的柔軟に開放しているようですね。ファーストクラスを2席以上確保したい場合は、ANAよりむしろ狙いやすいのかもしれません。

ちなみに同じルフトハンザグループであってもスイス航空のファーストクラスはスターアライアンス各社からは予約することができず、Miles & Moreの上級会員しか予約できません。

ルフトハンザはフランクフルト便とミュンヘン便ともにファーストクラスを運航しています。フランクフルト便はB747-8、ミュンヘン便はA340-600での運航です。座席としてはどちらも同じスペックで、どちらも8席なので利用しやすいほうを選べばよいようになっています。

自分としては朝から国内線で羽田に移動して乗り継ぐ旅程を組んだので、出発時間が少しでも遅いフランクフルト便を選ぶことにしました。

当日は満席便の国内線に乗って羽田へ。出発空港のスタッフに「羽田からファーストクラスをご利用ならば、ANA & LEXUS CONNECTIONという専用車で国際線ターミナルまで送迎するサービスがご利用になれます。」ということでご案内いただいたのですが、ANA & LEXUS CONNECTIONはANA運航便の国内線とANA運航便の国際線ファーストクラスを乗り継ぐ場合にのみ利用できるサービスです。今回はルフトハンザ航空運航便なので適用されないはずだけどなあ・・・と思っていたら搭乗前にわざわざスタッフが搭乗口まで探しに来てバスでの乗り継ぎになりますと訂正されました。まあそうですよね、そういうルールですし。次回ANAのファーストクラスを発券するときは国内線の乗り継ぎをつなげておくようにできるといいなと思っています。

羽田での乗り継ぎにはモノレールを利用しました。バスを案内されましたけど、結構待ち時間があるとか、バスに乗る時間も結構長いという話を聞いたことがあったので・・・モノレールでも無料なのは同じですしね・・・乗り継ぎにモノレールを利用したい場合は改札横の窓口で自分が乗り継ぎ客だと証明すれば大丈夫です。自分の場合はパスポート+搭乗券2枚(国内線と国際線)を使いました。

国内線の出発空港ですでに国際線分の搭乗券を手に入れていたので、そのままセキュリティチェックに進んでも良かったのですが、もしかしてチェックインカウンターに寄ればルフトハンザ仕様の紙のチケットを発行してくれるんじゃないかとか、ファーストクラス客にはアテンドがつくんじゃないかという期待があってカウンターに寄ってみました。

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エコノミークラス側のチェックインカウンターは激しい混雑ぶり。大半はフランクフルト便よりも先に出発するミュンヘン便の乗客でしょう。

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ファーストクラス側のカウンターはガラガラ。ビジネスクラスでも10人程度の列でした。スターアライアンスゴールド様って日本以外には少ないんだと感じる瞬間ですね・・・

結果的には、ルフトハンザ仕様の搭乗券もアテンドサービスもゲットに失敗しました・・・「出発空港で搭乗券はもらいましたか?」と聞かれて、「あー荷物のどこかにありますけど・・・」と答えるとにっこり微笑まれてしまったので渋々搭乗券を出しました笑 こちらの狙いとしては、「こちらで発券できますので大丈夫ですよ」と返してもらえれば嬉しかったんですけど、さっき搭乗券があることをモノレールに乗る際に確認したばっかりですし仕方ないです笑 アテンドがなかったのは時間が早かったりしたせいでしょうかね。

カウンターでの収穫は特になく笑、そのままセキュリティチェックへ。本日はファーストクラス利用なので優先レーンが利用できます。自分はファーストの搭乗券を見せれば普通に通れましたが、自分の前の人々はビジネスクラス利用らしく、スタッフに止められていました。ただ、明らかに日本人でないアジア人の集団に対して、スタッフの説明が日本語のみ・・・ビジネスクラスなのに優先レーンが使えないのは世界的に見て普通なことではないし、説明する人が英語も話せないのは国際空港のスタッフとしてだめでしょう。ちょっと追い返された人々がかわいそうという感じがしましたね・・・「よくわからないけど使えないっぽい」という感じで伝わりはしますが印象は悪いですよね。

そういえば羽田の国際線ターミナルは2020年頃に名称を含めて大きく変わるようですが、セキュリティとかの導線も同様に変えられると良いですね。せめて第2ターミナルはANAの一存でどうにかなると思うのでANAは頑張っていただきたいところです。

さて、セキュリティも通って免税店もさらっと見て回ったところで、ラウンジへ向かいます。

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