さたんの雑記

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ホテル・ウィンザー(メルボルン)宿泊記2 ~ヴィクトリアンスイート~

当日は空港からタクシーでアクセスしました。タクシーの運転手にも、「ホテル・ウィンザーまで」と言えばそれだけで十分通じました。さすがの知名度ですね。空港からホテル・ウィンザーまでは30分少しで60ドルほどの支払いでした。Skybusだと1人19ドルでしたので3人以上ならタクシーのほうがお得ですね。

州議事堂側から撮影した外観はこのような感じです。重厚感MAXですね。

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真正面から撮影してみたらこのような写真になりました。かなり広角なカメラを使っているのですが収まりません。

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写真に写ってはいませんが、基本的にベルスタッフがドアのところに待機しており、タクシーが着くとすぐに荷物をピックしてくれました。歴史あるホテルなだけあってこういったあたりはきちんとしていました。ベルデスクのところには当日宿泊する客のリストが置いてあって、名前を言うとすぐに把握してくれます。

午前中のうちに到着したので、さすがに部屋が準備できていませんでした。チェックインの手続きの際に、携帯電話の番号も聞かれ、部屋が出来るとメッセージか電話にて連絡するといわれました。自分はオーストラリアの番号を持っていたのでなにも問題なく連絡が来ましたが、日本の番号でもおそらくきちんと伝えれば連絡が来ると思います。

14時チェックイン開始で、結局連絡が来たのは13:46でした。うーん、もうちょっと早いかと予想していましたが・・・かなり混雑した時期に滞在してしまったようですね・・・

ヴィクトリアンスイートは公式HPでは以下のように説明されています。

Our elegant Victorian Suites promise a luxurious stay in Melbourne. Each 122 square-metre suite offers tall windows with magnificent views of Parliament House and the Treasury Gardens. These grand suites are renowned for their 5 star charm and separate dining, sleeping, and entertaining areas.

そして部屋の設備としては

  • Formal entrance
  • Separate lounge, dining room, master King bedroom
  • Second bedroom or study
  • Marble bathroom including a spa
  • High ceilings and windows that can be opened
  • Wireless Internet access
  • Two LCD televisions and DVD player
  • Iron and ironing board
  • Coffee and tea making facilities

 と書かれており、以下の4枚の写真が載せられていました。フォーマル・エントランスって書いてありますけど、エントランスって何それ?って正直思いました。写真を見るまでは。

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 1枚目の写真がエントランスですね。なるほど、と思いつつもプライベートで利用するときは要りませんね・・・全体の写真から受ける印象としては広いし明るいし優雅に過ごせそう、という感じが伝わってきます。

キーを受け取ったのは夜になってからだったのですが、部屋の様子を写真に撮影してみました。順番に似たような場所を撮影した写真を載せてみます。まずはエントランスです。

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正確には上の写真とは逆向きなんですが、ちょっと印象が違いますね・・・全体として、演出かもしれませんが部屋が暗いんですよね。広さの割に照明の強さが足りていないような気がしました。写真を見返してみると、確かに晴れた日にカーテンを開けて撮影するとそうなるんだろうなという感じがします。

上と同じ順番で、ダイニングルーム、リビングルーム、マスターベッドルームを見てみます。

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これはコース料理をルームサービスで頼むのが正しいんでしょうか・・・まあ普通に5~6人で会議とかするときに使うと考えると便利ですね(もちろんパーティーとしての利用には許可が必要です)。

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4人でこのヴィクトリアンスイートにステイすると1人分のエクストラベッドはこのようにリビングルームにセットされます。客人が出入りするようなきちっとした使い方をする場合は4人で滞在してはいけませんね。夫婦+秘書1人ならちょうど良いところでしょうか。ソファーは良い座り心地でした。奥様会をするのにはいかがでしょうか。

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 こちらがマスターベッドルームです。ベッドの寝心地は良かったですが、大きさは普通ですね。

朝食込みの料金で予約していた場合、10時半まで1階(表記はG階)でいただけます。朝食でさえフォーマルだなと感じるレストランですので、ラフすぎる格好で行かないことをお勧めします。ビュッフェスタイルではなく、メニューからオーダーするスタイルでした。ウエイターさんが、とても丁寧に(しかしとても早く)説明してくれます。スムージーorジュース・パンセレクション・卵料理などがいただけますが、残念ながら写真を撮影する勇気はありませんでした。かなり分量がありますので、ビュッフェじゃないからとはいえ足りないことはなかなかないと思います。

まとめ

このホテルのウリはやはり「歴史」とそれに由来する「フォーマルさ」でした。外観から感じる荘厳さは、ホテルに入って見える内装ときちんとマッチしていて、欧州にある歴史的建物に実際に宿泊しているような気分になります。5階建てで高層ビルになっていない点からも、エレベーターの内装からも時代を感じますし、そういった空気感を楽しめる方におすすめします。ここぞ、という勝負のタイミングでは十分良い思い出に残ると思います。

ただし、最近出来た新しいきれいなホテルのほうが水周りがきれいだったりしますし、機能面で使い勝手が良かったりするので、長期滞在する場合だったらチェーンのホテルを選ぶかなと感じました。