ハレクラニでは、宿泊者特典として「フォーユーエブリシングプログラム」を用意しています。自分が2016年に滞在したときには利用することが出来なかったのですが、そもそも日本語のページは少し解説が少ないので、内容についてまとめてみました。
このページに書かれている通り、ハレクラニ宿泊者への特典は7つです。
- ビショップミュージアム
- ホノルル美術館
- ドリスデュークのシャングリラ邸宅
- イオラニ宮殿
- ハワイ・シンフォニー・オーケストラ
- スポルディングハウス
- リジェストランドハウス
順番に内容を見ていきましょう。
ビショップミュージアム Bishop Museum
ビショップミュージアムは、チャールズビショップが1889年に妻であり、ハワイの王族であったプリンセス・ベルニース・パウアイ・ビショップのために建てたもので、アジア太平洋地域の膨大な歴史的コレクションが集められているほか、古代のハワイに関する品々が展示されています。
入場料は大人22.95ドル、子供14.95ドルですが、ハレクラニの滞在者はルームキーを見せることでこれが無料となります。
ホノルル美術館 Honolulu Museum of Art
1927年に開業した、ハワイで最も古く大きな美術館です。アジア、ヨーロッパ、太平洋地域をはじめとする、とても数多くのコレクションを展示しています。作品は6つのガーデンコートを囲む、30のギャラリーに展示されています。
入場料は大人10ドルですが、ハレクラニの滞在者はこれが無料となります。
ドリスデュークのシャングリラ邸宅 Doris Duke's Shangri-La
シャングリラ邸宅は1936年から38年にドリス・デュークによって太平洋とダイヤモンドヘッドが見える地に建てられました。彼女が好きだったイスラムアートがふんだんに取り入れられているだけでなく、たくさんのイスラムアートコレクションが展示されています。
入場料は25ドルですが、第2・第4水曜日だけは無料のツアーに参加できます。
イオラニ宮殿 Iolani Palace
1822年に建てられた、ルネサンス調の宮殿はアメリカ合衆国内にある、唯一の宮殿です。ハワイの最後の王朝、カラカウア王とリリウオカラニ女王の公邸でした。修復が重ねられつつも、ハワイ王朝時代の威厳を示すモニュメントとして残っています。
入場料は大人14.75ドル、子供6ドルですが、ハレクラニの滞在者は無料で入場できます。
ハワイ・シンフォニー・オーケストラ Hawaii Symphony Orchestra
ハワイ・シンフォニー・オーケストラは1900年に設立された、ロッキー山脈より西側で最も歴史のあるオーケストラです。
無料で入れます、とだけホームページには書いてありますが、中身は謎です。滞在時期に応じて変化するのだと思いますので、気になる方は予約を入れてからコンシェルジュに聞いてみましょう。
スポルディングハウス Spalding House
自然豊かなマキキ・ハイツの閑静な高級住宅街にある、ホノルル美術館の別館です。別館といいつつかなり遠くにありますのでご注意ください。昔はコンテンポラリー・ミュージアムだったので、不思議な世界が広がっているようです。
リジェストランドハウス Lijestrand House
ハワイの建築家、ウラジミール・オシポフが1952年にベッティ・リジェストランドとホワード・リジェストランドのために設計した20世紀中ごろのハワイ建築です。工夫を凝らした調度品がみどころ。
スポルディングハウスとリジェストランドハウスは第1・第3木曜日にセットでツアーが組まれていてそれにハレクラニの宿泊者が参加できます。1回につき11人までなので、参加するつもりならホテルのコンシェルジュに予約しておきましょう。
ハレクラニの日本語のホームページではほとんど内容はわかりません。ガイドブックを見るなりして、訪れてみたい施設があるようならばコンシェルジュに事前に連絡してどういった特典があるのか、内容の確認をしておきましょう。