さたんの雑記

マイルとかホテルとか

ルフトハンザ航空717便ファーストクラス搭乗記2 ~ANA SUITE LOUNGE~

ルフトハンザ航空のファーストクラス利用者は、羽田にてANA SUITE LOUNGEが利用できます。ANAのファーストクラス利用者はフランクフルトではセネターラウンジしか利用できませんが、スターアライアンスの創立メンバーとの力関係の差は仕方ないですね。

羽田のANA SUITE LOUNGEは2箇所あり、110番ゲート付近のラウンジは5:00~25:00の営業、114番ゲート付近のラウンジは6:30~13:30の営業です。ANAのHPの地図が(比較的)わかりやすいように思います。

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免税店を回った関係で114番ゲート付近のラウンジへ。ルフトハンザ航空717便フランクフルト行きの出発時間は14:05であり、搭乗開始時間は13:35との案内があったので、こちらのラウンジでもぎりぎり最後までいられるようになっています。ただ、この日の搭乗ゲートは107番だったので普通なら110番ゲート付近のラウンジを利用するんだと思います。

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110番ゲート付近のラウンジの入り口はこのようにANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEで共通です。入り口から右へ行くとSUITE区画、左へ行くと通常の区画になります。

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窓際からの眺めはこんな感じ。駐機している飛行機の数はさほど多く見えませんね・・・ただし離着陸する飛行機は十分見えますし、なによりもラウンジ内がガラガラなのが素敵だと思いました。SUITE区画しか見ていませんが、入った時点で自分を含めて3人のみ、残りの2人もすぐ搭乗時間になったようで出発されました。

というように書いてから気付いたのですが、ファーストクラスの設定されている羽田発ANA便は10:20発0110便ニューヨーク行き、10:50発0112便シカゴ行き、11:15発0223便フランクフルト行き、11:35発0211便ロンドン行きで終わりですね(深夜便はありますけど)。ルフトハンザ航空のチェックインカウンターが開くのは12:35発ミュンヘン行きの2時間40分前の9:55ですから、それからラウンジに向かうとなるとタイミング的にラウンジが空いているのは当たり前だったのかもしれませんね・・・

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とりあえずシャワーを浴びます。夏場はただ空港に来るだけでも汗をかいてしまうのでシャワーは必須です。受付で搭乗券と引き換えにシャワールームのタッチキーをもらえます。

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十分な広さですね。水圧的に十分なシャワーを浴びれるのはしばらくないかもしれないので精一杯楽しみました。フランクフルトのステイ先のアメニティがどのようなものか自信がなかったのでシャンプー・リンスなどのセットと歯ブラシセットを頂いておきました。

シャワーを浴びてすっきりした後はお食事の時間です。機内食があるので抑え気味にしなければなりません。定番のパン、おにぎり、味噌汁、スープもありますが、さすがにその辺はスルーします。

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サラダ類。小さいチョコはリンツ。これってヨーロッパで買ったら結構安く買えるやつですよね。日本だと結構なお値段しますけど。

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  • おいしい房総サイダーびわ風味のオレンジゼリー
  • なると金時を使用したスイートポテト
  • すみれと桃のムース
  • ふわり大福
  • 湯葉有馬煮
  • モロヘイヤのお浸し
  • ひよこ豆のフムスとパプリカソース
  • ローストしたパンプキン、コーン、グリーンソース

並べ方がおしゃれですね~全体で見た目整っているので取っていいのか不安になってしまいます笑 どれも少しずつで、乗る前に楽しむにはちょうど良い感じでした。全種類試させていただきましたが、特に湯葉が好物の自分には無限湯葉は無限シャンパンよりもテンションが上がるものでした笑

ずっと同じ場所にいるとさすがに飽きてくるので移動することにしました。

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110番ゲート付近のANA SUITE LOUNGEへ。搭乗ゲートもこちらのほうが近いですしね。

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110番ゲートのラウンジはANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEで入り口から分かれているんですね・・・すぐ隣とはいえ、ビジネスクラスの客の神経をくすぐるようにということなのでしょうか。

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中に入るといろいろな席があります。団体で来た時に使いやすそうなこのようなシートもあります。SUITE LOUNGEに団体でってシチュエーションがなかなか想定できませんけどね・・・このほかにも個室ブースなんかもあります。

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結局こちらでも窓側に座らせていただきました。出張前のビジネスマンではなく、ただヨーロッパに遊びに行くので、飛行機を眺めながら待つのが一番です。窓の外にミュンヘン行きのルフトハンザ機が見えています。A340-600ですが、この機体って本当に前後に長いですね・・・

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飲み物を聞かれてとっさに気の利いたことが思いつかず、シャンパンを頼んでしまいました。TATTINGERですね。

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そうこうしているうちに、自分が乗ることになるB747-8がきました。ファーストクラスはこの飛行機の1階の最前方にあるので、前輪の上辺りに座ることになりますね。

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なにか食べるものは?とメニューとともに聞いてくださったので、「生パスタ アマトリチャーナ」を頼んでしまいました。このあとすぐ機内食が出るというのに・・・笑 まあずいぶんと麺の割合が多いような気もしましたが、おいしく頂きました。

食べ終わってちょっとゆっくりしているともう搭乗時間。いくら3時間以上あるとはいえ2箇所のラウンジでまったり過ごせば案外早いものですね・・・

荷物をまとめてゲートへ向かいましょう。

ルフトハンザ航空717便ファーストクラス搭乗記1 ~手配・チェックイン~

ルフトハンザ航空のファーストクラスといえば、基本的に他社には特典開放していません。マイルでチケットを取るならば選択肢は2つしかありません。

  • ルフトハンザグループのMiles & Moreで手配する
  • スターアライアンス各社に2週間前に開放される特典枠を狙う

f:id:hamptons:20170903142243j:plain今回は直前になってヨーロッパ行きを考え始めました。直前手配でヨーロッパといえばルフトハンザのファーストクラスを試す絶好の機会です。

ルフトハンザ航空のファーストクラスの利用を考え始めてからしばらく、特典枠がどの程度開放されるのかウォッチしてみました。全く開放がない日は少なく、多い日では3席も開放されていました。直前に売れ残っていれば比較的柔軟に開放しているようですね。ファーストクラスを2席以上確保したい場合は、ANAよりむしろ狙いやすいのかもしれません。

ちなみに同じルフトハンザグループであってもスイス航空のファーストクラスはスターアライアンス各社からは予約することができず、Miles & Moreの上級会員しか予約できません。

ルフトハンザはフランクフルト便とミュンヘン便ともにファーストクラスを運航しています。フランクフルト便はB747-8、ミュンヘン便はA340-600での運航です。座席としてはどちらも同じスペックで、どちらも8席なので利用しやすいほうを選べばよいようになっています。

自分としては朝から国内線で羽田に移動して乗り継ぐ旅程を組んだので、出発時間が少しでも遅いフランクフルト便を選ぶことにしました。

当日は満席便の国内線に乗って羽田へ。出発空港のスタッフに「羽田からファーストクラスをご利用ならば、ANA & LEXUS CONNECTIONという専用車で国際線ターミナルまで送迎するサービスがご利用になれます。」ということでご案内いただいたのですが、ANA & LEXUS CONNECTIONはANA運航便の国内線とANA運航便の国際線ファーストクラスを乗り継ぐ場合にのみ利用できるサービスです。今回はルフトハンザ航空運航便なので適用されないはずだけどなあ・・・と思っていたら搭乗前にわざわざスタッフが搭乗口まで探しに来てバスでの乗り継ぎになりますと訂正されました。まあそうですよね、そういうルールですし。次回ANAのファーストクラスを発券するときは国内線の乗り継ぎをつなげておくようにできるといいなと思っています。

羽田での乗り継ぎにはモノレールを利用しました。バスを案内されましたけど、結構待ち時間があるとか、バスに乗る時間も結構長いという話を聞いたことがあったので・・・モノレールでも無料なのは同じですしね・・・乗り継ぎにモノレールを利用したい場合は改札横の窓口で自分が乗り継ぎ客だと証明すれば大丈夫です。自分の場合はパスポート+搭乗券2枚(国内線と国際線)を使いました。

国内線の出発空港ですでに国際線分の搭乗券を手に入れていたので、そのままセキュリティチェックに進んでも良かったのですが、もしかしてチェックインカウンターに寄ればルフトハンザ仕様の紙のチケットを発行してくれるんじゃないかとか、ファーストクラス客にはアテンドがつくんじゃないかという期待があってカウンターに寄ってみました。

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エコノミークラス側のチェックインカウンターは激しい混雑ぶり。大半はフランクフルト便よりも先に出発するミュンヘン便の乗客でしょう。

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ファーストクラス側のカウンターはガラガラ。ビジネスクラスでも10人程度の列でした。スターアライアンスゴールド様って日本以外には少ないんだと感じる瞬間ですね・・・

結果的には、ルフトハンザ仕様の搭乗券もアテンドサービスもゲットに失敗しました・・・「出発空港で搭乗券はもらいましたか?」と聞かれて、「あー荷物のどこかにありますけど・・・」と答えるとにっこり微笑まれてしまったので渋々搭乗券を出しました笑 こちらの狙いとしては、「こちらで発券できますので大丈夫ですよ」と返してもらえれば嬉しかったんですけど、さっき搭乗券があることをモノレールに乗る際に確認したばっかりですし仕方ないです笑 アテンドがなかったのは時間が早かったりしたせいでしょうかね。

カウンターでの収穫は特になく笑、そのままセキュリティチェックへ。本日はファーストクラス利用なので優先レーンが利用できます。自分はファーストの搭乗券を見せれば普通に通れましたが、自分の前の人々はビジネスクラス利用らしく、スタッフに止められていました。ただ、明らかに日本人でないアジア人の集団に対して、スタッフの説明が日本語のみ・・・ビジネスクラスなのに優先レーンが使えないのは世界的に見て普通なことではないし、説明する人が英語も話せないのは国際空港のスタッフとしてだめでしょう。ちょっと追い返された人々がかわいそうという感じがしましたね・・・「よくわからないけど使えないっぽい」という感じで伝わりはしますが印象は悪いですよね。

そういえば羽田の国際線ターミナルは2020年頃に名称を含めて大きく変わるようですが、セキュリティとかの導線も同様に変えられると良いですね。せめて第2ターミナルはANAの一存でどうにかなると思うのでANAは頑張っていただきたいところです。

さて、セキュリティも通って免税店もさらっと見て回ったところで、ラウンジへ向かいます。

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ブルガリ イル・リストランテ ルカ・ファンティンでランチ

先日、銀座のBVLGARI Il Ristorante Luca Fantinにてランチをしてきました。

ブルガリはホテルズ&リゾーツを世界で運営しています。ミラノ・ロンドン・バリにてホテルを開業しており、今後は上海・北京・ドバイ・モスクワでの開業が予定されています。日本ではホテルはありませんが、銀座にあるブルガリタワーの10階にてバー BVLGARI Il Barを、9階にてレストランBVLGARI Il Ristorante Luca Fantinを営業しています。今回はそのレストランをランチで利用です。

このイル・レストランテ ルカ・ファンティンは公式HPによると

「イル・リストランテ ルカ・ファンティン」では、洗練されていながらも堅苦しくない雰囲気の中、イタリアの伝統料理を現代的に解釈したメニューをお出ししています。旬の日本国産の上質な素材を主として使用し、優れた料理テクニックと芸術的創作力の組み合わせにより、気品ある料理が繰り広げられます。エクスペリエンス、イノベーション、上質なサービスが相まって、美しく色味もプレゼンテーションも調和の取れた品々が提供されます。ワインリストは、ヴィンテージワイン、最高級のシャンパンやスパーリングワインを各種など、ソムリエが熟練の目で選びぬいたものとなっています。イル・リストランテ、2011年以来、由緒ある東京のミシュランガイドで一つ星を獲得しています。

という説明があります。

13時に予約を入れていましたが、午前中の予定が早めに終わってしまったので少し早めに店へ行ってみました。表通りから少し入ったところに入り口があり、入るとすぐにスタッフが控えています。13時からの予約であることを伝えるとそのままエレベータへ案内されました。

9階へと着くとスタッフが複数待ってくれており、すぐさまジャケットを預かってくれ、席へと案内されます。

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丸テーブルのようなカートにお酒のボトルをたくさん載せて、食前酒はいかがですか~とお声掛けいただきましたが、午後にも予定があったので炭酸水だけにしました。いま思えば、何が選べるのかだけでも聞いてみればよかったですね。

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炭酸水とともに、小麦粉を揚げたもの、という「おつまみ」のようなものがいただけました。

ランチコースは

  • Menù del giorno 5500円++
  • Menù corto 8000円++
  • Menù degustazione 12000円++

の3種類。今回はお手軽な(?)5500円のコースで。

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メニューが来ました。おしゃれですねー。

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まずは「シェフからのプレゼント」と称した品が複数出てきます。これは「お米のチップス~エディブルフラワーを添えて~」です。エディブルフラワーが案外いい塩梅にチップスのしつこさを抑えてくれていました。

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次のシェフのプレゼントはこの2品。左は魚の形の最中にホタテといくらを乗せたもの。右側は緑色系野菜でのガスパチョ。

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パンは自家製です。と強調されました。パンにつける塩は4種類から、オリーブオイルは7種類から選べました。お塩はボリビアの岩塩、オリーブオイルはイタリア産のしっかりしたものをということでお願いしてみました。

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こちらが前菜の「縞海老withフレッシュビーンズ」です。上の白い粉状のものはバニラオイルを冷やしたものだそう。縞海老はもちろん、フレッシュビーンズと呼ばれる豆類も新鮮。全体の味付けとしても「バランスが良い」という感じでした。

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こちらが本日のメイン。「スパゲッティ モノグラーノ・フェリチェッティ イカ墨 アオリイカ」イカ墨とアオリイカがとてもマッチしているんですよね。スパゲッティの下にはまた別のソースがあり、また違った味を楽しめます。

メインのスパゲッティを食べ終わると、食前酒を聞きに来たときと同じような台がやってきました。「このあとはデザートになるんですけれども、そのまえにチーズはいかがですか」とのこと。7種類のチーズが台に乗っており、順番に風味等を解説していただけます。好みに応じてチーズを取り分けていただけました。別料金とのことでそのときは値段をお聞きしませんでしたが、後から見たら2000円++でした。

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こちらが取り分けていただいたチーズ。どれも香り豊かで、良い物感あふれていました。本当はワインといただければ最高だったと思います。

f:id:hamptons:20170514231452j:plainチョコレートです。それぞれ違った香り・味で、結構チョコレートにはこだわりがある自分でも楽しめました。

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食後にはこのようなかわいらしいチョコレートまでいただけました。

まとめ

全体的にスタッフの対応も丁寧でありつつ、堅苦しすぎず、話しやすい感じでした。料理のことに絡めつつ、いろいろ積極的に話しかけてくださり、1人でしたがとても楽しく料理をいただくことができました。

次回はディナーで来たいところです。

JAL中期経営計画(2017~20年度)について

プレミアムフライデーの4月28日、JALの2017~2020年度の中期経営計画が発表されました。JALが2008年に倒産してから2016年度まではいわゆる「8.10ペーパー」によって新規路線の開拓や新規の大型投資が制限されており、いよいよ今年度からその制限がなくなるということで、今回の中期経営計画には注目していました。

財務面だったり安全面だったりの目標とかは、「頑張ります」を長々と書いているだけなのでスルー。利用する立場としてはサービスがどう変化していくかという点が気になります。

国際線

羽田の発着枠の傾斜配分により、ANAに対して苦戦を強いられるようになってしまった国際線部門について、まず見てみましょう。国際線についてはすでに4月1日より羽田ホノルル線を運休して羽田ニューヨーク線を開設しています。そのほか、パリからビジネスジェットに乗り継げるように業務提携を始めるというちょっとマニアックなニュースもありました。

JAL、パリからビジネスジェットサービス ダッソーと提携、植木社長「需要探る」

そんなことを踏まえたうえで、今回の発表内容を見てみると以下のようになっていました。

ネットワークの充実

  • 北米と東南アジア間のネットワーク強化
  • 他社提携強化・拡大による利便性の向上
  • 2020年に拡張が見込まれる首都圏空港発着枠の積極的活用によるネッ トワーク強化

一歩先を行く商品サービスの提供

  • ビジネスクラスフルフラット化を概ね完了した欧米・ホノルル線に加え、東南アジア線でも順次拡大
  • 中長距離路線で足元スペースの広い「新・間隔エコノミー」の推進 • 国内・海外空港のラウンジを順次改修、刷新

新たな需要の獲得

  • 日本の魅力と当社認知向上のための海外地区におけるプロモーション活動を展開
  • 海外マーケットに精通した人財を活用した外国人旅客への販売体制強化
  • 海外地区WEB機能強化・拡大による海外からの新規顧客獲得

新規就航ができるようになったので、このタイミングあたりで発表があるかな、とか考えていたんですけど特に具体的な就航先についてはコメントがありませんでした。8.10ペーパー時代にもできそうな文言が多いような気がしてしまいますね・・・

それぞれの項目について、中の人の気持ちを勝手にイメージしてみると、

  • ANAが結構得意としつつある、北米ーアジアの乗り継ぎ客の取り込みをJALも頑張るよ
  • とりあえず他社提携って言っとけばいいよね
  • 2020年の羽田の発着枠配分では必ず枠をもらうよ
  • フルフラットという意味ではANAと同等だし、ホノルル線なんかはANAより早い時期に完全フルフラットにするよ!ホノルルはJALのもの!
  • 東南アジアも、手を抜いてないよ!
  • もちろんエコノミーも忘れていないよ。快適にしたら単価上がるかなあ。ラウンジはまあ適宜手を入れつつくらいの気持ちで。
  • あとはとにかく外国人客を集める。これに尽きる。×3

みたいな感じでしょうか。あんまり深いことは言っていないような気がします。WEBシステムについては本当に早々にどうにかしてくださいという気持ちがあります。特に特典検索をするときなどはANAとの落差に毎回うんざりします。

国内線

国内線については、個人的に利用頻度が高くないのであんまり気にならないのですが、一応見ておきましょう。ANAもそうですが、売上という点では国内線>国際線ですからね。

新機材の導入

  • 幹線に国内線初の最新機エアバス A350-900を導入 (2019年度予定)
  • 地方路線に新機材Embraer190/ATR等を導入し機内快適性を向上

高品質な商品・サービスの提供

  • 機内Wi-Fiなど、一歩先を行く新しい機内環境を実現
  • ダイヤモンドプレミアラウンジの5空港展開や、サクララウンジをリ ニューアル
  • 高品質な設備に加え、お客さまに寄り添うサービスで、ご満足いただける移動空間をご提供

訪日需要を含む交流人口の拡大

  • 訪日のお客さまにご利用いただきやすい運賃の提供・WEBページの機能充実により、地域への航空需要を創出
  • 離島や地域において、お客さまに寄り添ったネットワークを運営
  • より多くの海外のお客さまがご利用いただき易い運賃の新設
  • 当社アセットの活用、他社との協力により地域の魅力プロモーションを展開
  • 奄美群島におけるアイランドホッピング路線の開設など、地域に寄り添ったネットワークを運営

まず、この文言は中期経営計画の詳細PDFから引っ張ってきたんですけど、PDF上で読める文字とデータ上の文言とは少し異なるようで、それっぽい範囲をPDF上で選択&コピーすると上のような文言が出てきます。文字色を紫にした、3項目はPDFの見た目上は書かれていないことになっています。

これも先ほどと同様、中の人の気持ちを勝手に想像してみると

  • みんな大好きだよね新機材!
  • A350-900は2019年に国内幹線に導入するぜ
  • 地方も機材に手を抜かないから乗ってくれ
  • 機内Wi-Fi、ANAより一歩先行ってるよね
  • ダイヤモンド・プレミアラウンジはもう一箇所作るよ(さすがに那覇でしょ
  • 訪日需要取り込みたい!
  • 日本人も旅行しようよ

という感じでしょうか。自分の利用経験が少なすぎてあまりコメントできないんですが、機内Wi-Fiは良いですよね。いま無料キャンペーン中ですし。

全体的に国内線は劇的な成長が見込みにくいのでどう展開していくのかは考えることは難しそうですね・・・

A350-900の導入が国内幹線からの導入になったのはAviation Wireさんの記事によると

運航距離が短く離発着回数の多い国内線から導入し、パイロットや整備士の練度を高めていく。

ためらしいです。なるほど。

まとめ

目新しい発表はA350-900が国内幹線からの就航という点くらいでしょうか。国際線は当面、777と787と767あたりの構成で、少し787が増えるくらいであまり派手に増やすことなくやっていくようですね。787-9を2017年度で3機受領予定とのことなのですが、ホノルル線とどこかのアジア線に導入されるでしょうね・・・そうなると新規就航はまだちょっと先かなー・・・

インターコンチネンタル香港デラックスハーバービュールーム滞在記

「インターコンチネンタル香港」に泊まってきました。香港のホテルの中でも抜群の立地と知名度を持っていて、インターコンチネンタルグループの中でもかなり上位ランクに位置するこのホテル、香港を訪れるアンバサダー会員としてはやはり試さずにはいられません。こちらは2018年4月より1年間かけて改修工事に入るそうですね。おそらく改修前最後の滞在となります。

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予約

今回はアンバサダー会員の最大の特典である週末無料宿泊券を利用して滞在しました。アンバサダー会員についてはこちらの記事にまとめてあります。

www.hamptons-satan.com

週末無料宿泊券を利用する場合は、Ambassador Certificateレートにて予約する必要があります。最安値よりは少し高くなりますが、前日までキャンセル可ですし半額になりますしやはりお得ですね。

宿泊予定の1ヶ月ほど前に予約を入れましたが、直前に見たらそれよりも安いレートになっていたので予約を取り直しました。こまめにチェックするとこういうラッキーに出会えることもあります。

部屋ランクは以下の11ランク。

  • インターコンチネンタル スーペリア ルーム
  • インターコンチネンタル デラックス ルーム
  • インターコンチネンタル ハーバービュー ルーム
  • インターコンチネンタル デラックスハーバービュー ルーム
  • スーペリアジュニアスイート
  • デラックスジュニアスイート
  • エグゼクティブスイート
  • インターコンチネンタル デラックススイート
  • テラススイート
  • CEOスイート
  • プレジデンシャルスイート

あとはパティオルームというベランダの付いた部屋カテゴリが用意されていて、ハーバービュールーム・ジュニアスイート・デラックススイートがあります。これらと、テラススイート・CEOスイート・プレジデンシャルスイートはWebから予約は出来ません。

プレジデンシャルスイートは部屋が405㎡、テラスが225㎡あるらしいですね・・・泊まってみたいですけど、パーティーのために泊まらないとさすがにスペースをもてあましますね・・・そもそもそんなお金ないですけど笑 参加費5万円くらいで50人くらい集まればいけるんですかねぇ。

各部屋の詳細については以下のページに日本語で詳しく説明があります。

インターコンチネンタル香港|日本語公式ウエブサイト

インターコンチネンタル香港の最大のウリは立地とそこからくる眺めなので、ハーバービューは外せません。アンバサダー特典にて1ランクは確実にアップされることを踏まえて最初はデラックスルームを予約していたのですが、やはり広い部屋のほうがいいのと、さほど値段も変わらなかったのでハーバービュールームの予約に変更しました。

デラックスハーバービュールームの予約が(通常のレートでも)出てこなかったので、少し眺めの悪くなるスーペリアジュニアスイートになったら困るなと不安だったのですが、当日チェックイン時にそうなりそうならその場で交渉すればいいな、ということでそのままにしました。

アクセス

当日は空港に夜着の便で到着しました。すでにエアポートエクスプレスの連絡バスもなくなっている時間だったのでUBERにてホテルまで。なんとなくUBER BLACKを使ってみました。30分370HKDほどでホテルに到着。この時点で深夜0時です。少しもったいないフライトスケジュールでしたね・・・

ちなみにホテルに送迎を頼むこともできます。

  • メルセデスベンツ HKD900+10%
  • トヨタアルファード HKD1,000+10%
  • ベントレー HKD1,400+10%
  • ロールスロイス HKD1,600+10%

だそうなので試す価値はあるとは思います。自分としては、ホテルに送迎を頼むのはアーリーチェックインできるかな、という下心があるときくらいですかね・・・

チェックイン

ホテルに着いても特にポーターさんが駆け寄ってくれるわけでもありませんでした・・・というより、金曜だからでしょうか、もう日付も変わる頃だというのにホテルの車寄せ付近には結構多くの人がいて、ごちゃごちゃしていました。

入ると正面にレセプションがあります。アンバサダー会員専用のチェックインカウンターが入って左側に用意されていましたが、それには気付きませんでした・・・座ってチェックインできるようにセットされていたので次回からはここですね。

チェックイン自体はとてもスムーズ。レセプションからホテルの入り口を見たらこんな感じ。

f:id:hamptons:20170413215125j:plainドアマンの制服かっこいいですね。この左側(エントランス入って右側)はコンシェルジュです。事前にやり取りはいろいろしましたが現地では特に利用することはありませんでした。

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これがコンシェルジュデスク。大きすぎてここがレセプションかと思いました。

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レセプションの右側には、ロビーラウンジが広がっています。この写真自体は後から撮影しましたが、この時点で窓から広がる景色のよさに感動です。

予約の確認として、今回は週末無料券を利用する宿泊なので、きちんと券を渡します。裏面に署名する欄があったのに気づいていませんでしたが、特にそれで問題になるようなことはありません。今回のレートは2泊で約8000HKD→週末無料券で約4000HKDという形でした。事前割引レートとかであっても2泊で6000HKDはくだらなかったので十分年会費の価値はあったと思います。

アンバサダー会員として、「デラックスハーバービュールーム」にアップグレードしましたとのお言葉を頂き一安心です。

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客室フロアのエレベーターホールです。これ、反対側から撮影してもほぼ同じ写真が撮れます。つまり、ぱっと見ただけではどちらに行けば自分の部屋なのかわからないんですよね。ちょっと苦労しました。

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エレベーターから客室エリアへ向かう途中にある謎の置物。 これ、ただのオブジェなのか、なにか深い意味のあるものなのか、詳しい人教えてください。

さて、部屋に入ります。

デラックスハーバービュールーム

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おおお!良い夜景!部屋のライトも暗めにしてあって、少し部屋の内部も見えつつ、夜景が入った瞬間から見えるようになっています。

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きちんと(?)窓から夜景を撮るとこんな感じ。実物はもっともっと綺麗でした・・・

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こちらは違う方向を撮影したものです。これを見るために香港までやってきたと言っても過言ではありません。わーい。

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こちらが肝心のお部屋。ベッドの大きさも十分です。左奥にはデスクが。機能的だとは思いますが、なにか作業をするとなるとちょっと狭いかなと思いました。

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この部屋で驚いたのはウェットエリアの広さです。なんというか、無駄に広い・・・贅沢なスペースの使い方と表現しておくのが良いでしょうか。この左側の壁がベイシンになっているんですが、もう少しうまく配置すれば1アイテムくらい増やせそうな広さがあります。ベッドルームも十分な広さがあるので、無理に狭くする必要はないですけどこういうスペースの使い方に慣れていなくて違和感ありまくりでした。

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こちらがベイシン。せっかくスペースがあるので2つあっても良いんじゃないかなと思います。今度の改修工事で2つに増えないかなぁ。

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ウエットエリアのすぐ横に、スーツケース置き場が設置されています。これは便利ですね。

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ウェルカムフルーツと、緑色の箱はアンバサダーギフト。お茶でした。

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その下にはミニバー。ぎっしり詰まっていて、戸棚側は自動課金のような雰囲気でした。

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冷蔵庫の中以外にも、お酒はあります。充実した品揃えですね。

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お菓子類もこんなにあります。すごーい。

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In Room Barのお値段はこちら。

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グラス類もきちんとそろっています。

部屋をささっとチェックしたらもう0時半。行く前は着いたらその足で街に繰り出すぞ~とか思っていたんですが、やっぱ移動って疲れます。おとなしくそのまま寝ました。

昼間の景色

窓は開けたまま寝たので起きるとすぐ目の前にこの景色。

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天気こそ良くはないですが、やはり香港に来たという感覚にさせてくれます。

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パノラマでも撮ってみました。端的に言ってこのホテルはやはり最高の立地ですね。一番海際のこの立地だからこそ、低層フロアでも何もさえぎるものはなくすべてが見えます。ただ、この角度でビューが広がっている部屋はそんなに数多くないので、きちんと部屋タイプを確認してから予約するのがお勧めです。

インターコンチネンタル香港の外観

到着日は深夜に到着となってしまったので、翌日に外の写真を撮ってみました。

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車寄せのすぐ横にはこのようにロゴが掲げられています。綺麗に反射してしまうくらい磨かれています。下の花もきれいですね。

f:id:hamptons:20170413235606j:plainロータリーを少し回って離れてみると全体が見えてきます。ちなみに、歩行者が通るべき道はロータリーの向かって右側なので、この写真を撮影したポイントは本来歩行者が通らないところになります。

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さらにもう少しホテルから離れるて撮るとこのような写真になります。先ほどの写真はこのスロープを上がったところから撮影した写真になります。インターコンチネンタルのロゴ、多いですね・・・笑

歩行者通路はこの右側です。

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階段の横にもきちんとロゴがあるので間違わないでしょう。

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夕方になると、階段のほうの入り口も、このように高級感あふれる感じにライトアップされます。

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通路のほうもしっかりライトアップされているので、夜遅くなっても心配はありません。階段なのでスーツケースを持っているとつらいかもしれませんが。

最終日はアンバサダー特典として16時までのレイトチェックアウトをもらえるとのことでしたが、今回の予定の都合上12時にはチェックアウトしました。レイトチェックアウトはそれを見越して予定を立てないと使えないことが多いですよね。

まとめ

香港といえば夜景!という気持ちがあるので、夜景のいいホテルはそれだけで個人的に高評価です。夜景という意味ではこのホテルの立地はやはりかなり強いほうだと思います。ロビーラウンジからでも十分良い景色が見えますが、部屋から、そしてベッドからあの景色が見えるというのは格別です。

今回はホテルにいる時間がさほど長くなく、食事等も全て外で済ませてしまったので館内の施設・レストランについて評価することは出来ません。無理してでもアフタヌーンティーを試せばよかったのですが・・・これは次回の課題ですね。

接してくれたスタッフはみな丁寧な応対でしたし、親切にしてくれる人が多かったとは思います。ただし、ホテルとして客室数500室程度と比較的大きなホテルではあるためかロビーの雰囲気としては少しごちゃごちゃしているというか、落ち着かない印象を受けました。人が少なすぎても、それはそれで寂しかったりするかもしれないので難しいところではあります。

ヒルトン・ガーデンイン・香港・モンコック宿泊記

香港には良いホテルがたくさんあります。選択に困るくらいたくさんあるのですが、今回はヒルトン・オナーズ特典の関係で「ヒルトン・ガーデンイン・香港・モンコック」を選びました。

予約

ヒルトン・ガーデンイン・香港・モンコック(以下ヒルトン・ガーデンイン・香港)はつい最近の2016年12月にオープンしたホテルとなります。これまで香港のヒルトン系列はコンラッド香港しかなかったのでちょっとハードル高めだったのですが、かなり選択肢が広がったように感じます。今回の宿泊は全額ポイントでの予約で20000ポイント。有償だと1100HKDとかだったので0.7~0.8円あたりで使えたという感じになりますね。比較的良い率で使えたと思っています。ガーデンインってヒルトンの中でもかなり廉価なブランドだと思うんですが、それでもこの値段というのは香港がやはりホテルレートが高めの街だということでしょう。ちなみに同じ日程のコンラッド香港は3000HKDからでした。

部屋タイプは6種類の構成です。

  • KING/TWIN GUEST ROOM
  • KING/TWIN GUEST ROOM HIGH FLOOR
  • KING/TWIN DELUXE GARDEN VIEW ROOM
  • KING/TWIN DELUXE HARBOUR VIEW ROOM
  • KING JUNIOR HARBOUR VIEW SUITE
  • KING DELUXE HARBOUR VIEW SUITE

基本的にガーデンビューで、ごく一部ハーバービューの部屋があります。自分はポイント利用だったのでKING GUEST ROOMの予約で行きました。SUITEでも2000HKDとかで取れますが、もっと高級なところは香港にはいくらでもありますからね・・・

アクセス

当日は地下鉄でアクセスしました。最寄り駅は油麻地駅か旺角駅となります。旺角駅の周辺は結構きれいなショッピングモールという感じの建物が並んでいるんですが、ホテルに近づくにつれて倉庫街という雰囲気の街並みになります。

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この写真もかなりきれいな場所が写っている感じだと思ったほうがいいと思います。初日の夜に到着する人はちょっと行き方を考えた方がいいかもしれません。倉庫街を歩いていくと、1軒だけ場違いにきれいな建物があります。

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ここが今回の宿泊先であるヒルトン・ガーデンイン・モンコックです。左側に写っているほかのビルを見るとわかりますが、本当にここのエリアでこの建物だけ異常にきれいです。

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周囲の雰囲気が結構「すごい」ので、見つけたときには少しほっとした気持ちになりました。建物の中ごろは少し工事が終わっていないようですね。 

チェックイン

ロビーには多少の椅子もあります。日本のパッケージツアー客と思しき人々が送迎を待っていました。ツアー用に安くおろしているんでしょうか。

チェックインの手続き自体はスムーズでした。流暢な英語を話すスタッフが三人でレセプションをまわしていたので、さほど待つようなことはないと思います。一応、ヒルトン・オナーズ用窓口なるものも用意してありました。

予約内容を確認されて、パスポートチェック、クレジットカード情報チェックがさくさくと進みます。会員特典として、高層フロアへとアップグレードしました、とのことです。レイトチェックアウトは必要ですか?と聞かれたので、「うーん、フライトが午後4時なんですよねぇ」と言うと、じゃあ4時までいいですよ!とのお返事でした。向こうから言ってくださるだけでも、ありがたい配慮ですね。

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部屋

エレベーターにて18階へ上ります。エレベーターの客室フロアはルームキーをかざさないと押せないようになっています。セキュリティはしっかりしていますね。ただし、3機あるエレベーターの1機だけ、業務用もかねています。ドアが両サイドについていて、片方が業務サイド、もう片方が客室サイドとなっているんですが、このエレベーターの業務サイドはルームキーがなくてもアクセスできちゃうんですよね・・・最初にこのエレベーターに乗って、「なんだ、ルームキーかざさなくても客室エリアに行けるじゃん」って思ったら業務エリア側のドアが開いてしまって焦りました・・・

部屋はエレベーターから遠い部屋だったのですが、廊下は片方がガラス張りになっていました。その窓からの景色がこちら。

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うーん、カオスという感じですね。本当にこのホテルだけ異常にきれいです。

さて、お部屋です。

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広さは最小限ですね・・・ここが香港だということ、そしてガーデンインだということを忘れてはいけません。大きいスーツケースとかがなければ十分なはずです。大きいスーツケースが2個だとちょっと大変でした。

壁には香港のビル群の絵があります。この景色を見にきているようなものなので、いい感じの雰囲気を出していますね。

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窓からの景色はこんな感じ。高層ビル群がたくさん見えますし、左側には、リッツカールトン香港の入るInternational Commerce Centreが見えていますね。良い景色です。

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水周りです。シャワーは固定シャワーのみです。十分だとは思います。足元が暖かかったので床暖房でもあるのかなぁなどと思いましたがスイッチは見た覚えがないので気のせいかもしれません。

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ベイシンもまだまだぴかぴかです。鏡の周りの明るさも十分ですし、左側には動かせるようなのも付いているので機能性は十分です。

朝食

会員特典として、ポイントと朝食どっちがいい?と聞かれたので、今回は朝食を選択です。香港ならばホテルの朝食じゃなくても十分おいしいものがたくさんあるとは思うんですが、今回は同行者がいたもので・・・

朝食会場は2階のEagle's Gardenとなります。2階でエレベーターを降りるとすぐにEagle's Gardenがありますので迷うことはないと思います。スタッフがすぐに席に案内してくれ、コーヒーなどを必要か聞いてくれます。とはいってもスタッフが客と共通のコーヒーマシンで淹れて持ってきてくれるだけなのですが、手間が減るのはありがたいことです。

バリエーションとしては、「最低限」という覚悟で行くのがいいと思います。ただ、パン・フルーツ・野菜・ソーセージ・イモ類などに加えて、シュウマイや、焼きそばなど中華系の料理も用意してあるあたりは、さすが香港です。ワッフルのマシーンもありました。

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今回はこんな感じにしてみました。これのほかにワッフルを作ったりしてみましたが普通においしかったです。1品1品は無難においしいものを出しているなと感じました。ただし、フルーツはいまいちでした・・・

この日は午前中少しだけ買い物に出かけたらもうタイムアップ。チェックアウトして空港へ向かいました。ちなみにヒルトン・ガーデンイン・香港から空港まではタクシーで270HKDでした。

まとめ

周囲は少しさびれた街、という雰囲気ですが、新しいホテルだけあってホテルの中はどこをとってもきれいです。最寄り駅から7~8分程度ですし観光に不便な立地というわけでもなく、それでいて比較的値段は抑えられた設定になっていると思います。部屋自体は多少狭いと感じる部分もありますが、そもそも香港は部屋の狭いホテルは多いので仕方ないかなと思います。

自分が行った当時はプールはまだ営業していませんでしたが、いまはもう営業しているはずです。屋上に出来たはずなので、いい感じの景色をみながら過ごせると思います。

値段を抑えたい・観光の便が良いところが良い・部屋は多少狭くても良い場合は、かなりいいと思います。節約観光旅行の良い味方となりそうです。

タイ国際航空682便ファーストクラス搭乗記

タイ国際航空の地上サービスを満喫した後は、いよいよファーストクラスに搭乗です。A340-600、A380-800、B747-400に搭載されています。A380-800が一番良いシートだと思いますが、できれば羽田に帰りたいので仕方なくTG682便、B747-400を利用です。

ファーストクラスラウンジの個室から、スタッフの付き添いでゲートへ。ゲートではビジネスクラス等の優先搭乗が始まったところでしたが、その列をかき分けて割り込ませてくれます。この最優先の姿勢はありがたいですね。

搭乗すると、CAさんが「ワイ」で迎え入れてくれます。

ファーストクラスはメインデッキの最前方に設置されています。747-400のファーストは、開放感ある旧バージョンと個室感ある新バージョンとがあります。今回は旧バージョンでした。

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自席の2Kから左側を撮影した風景です。旧バージョンは窓側3席ずつ+中央に2席2列で全10席ある一方、新バージョンは中央が1席+2席となっており全部で9席しかありません。機材変更が頻繁にあるこの会社では予約時の機材情報はあてにならないことも多いですが、これをもとに見分けることは可能ではあります。

予約時はかなり空席があったこの便も、実際に搭乗してみると満席。10席中日本人は3人、タイの方が7人のようでした。

搭乗すると、上着を預かってくれるとともに、次々とCAさんが挨拶に来てくれます。こういうところは、やはりビジネスとファーストは待遇が違うなと感じます。

そうこうしていると、チーフパーサーさんがお見えになり、このフライトでのサービスの説明をしてくれます。フライト時間がどれくらいで、みたいな話をしてくれるんですが、「安定飛行に入ると、お飲み物とライトミールをお出しします。また、到着2時間前には朝食をご用意いたします。」という案内を聞いて、んんん??と疑問が・・・「トータルのフライト時間5時間ですけど、飛んでライトミール頂いた上で、寝る時間ほとんどないよね・・・??」と話すとCAさんも「そうですね」と苦笑いです。タイは深夜便が飛ぶくらいちょっと遠いですが、深夜便で行くと結構つらい思いをします。

管制の都合上少し遅らせての出発です。偏西風が強めなので到着が遅くなることはありませんとの案内がありました。

離陸後はやはりまず、ドンペリを頂きます。

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おいしいです。次にいつ出会えるかわからないので、存分に楽しんでおきます。

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こちらがライトミール。お酒にあう感じで、かつ食べやすくて良く出来ていると思います。このちょっとしたものがおいしいって結構大変なのではないでしょうか。

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スープ。これも十分おいしかったです。タイ国際航空は、機内食が微妙といううわさだったのですが、たぶん他のファーストと比べると見劣りしてしまうというだけな気もします。

このあたりから眠くて眠くて仕方なかったのですぐにベッドにしてもらって仮眠をとります。離陸後のサービスはスムーズだったので2時間くらい寝れたと思います。目が覚めて起き上がると、食事のサービスに入ってよろしいですか?と声をかけられます。

ベッドを片付けてくれて、テーブルがセットされます。

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まずはパンから。バターの形がいいですね。

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つぎに出てきたのがフルーツ類。申し訳ないですが、そこまでおいしくはなかったです。窓の外が明るくなってきていますね。

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こちらは事前にネットから予約しておいたお肉です。タイ国際航空のファーストクラスは事前にメインがオーダーしておけます。オーダーしておくと当日の手間が減り便利です。こちらは残念ながらあまりおいしいとは言えないものでしたね・・・日系とかのエアラインとは何が違うんでしょうか。

Manage My Booking | Online Check In | Thai Airways - Thailand

スムーズにサービスは終了して、そのまま着陸態勢に入ります。

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ちょうど日があけてきた頃に着陸です。

着陸後にはファーストクラスに乗っていたタイのマダム集団のためにスタッフが待っていました。自分は窓口もほぼ並ばずに通過できましたが日本人以外の入国にはかなり時間がかかるようですね。

手荷物を預けるときはちょっと不安だったのですが、メルボルンの出発時にきちんとファーストクラスタグをつけてくれていたようで、スムーズにでてきました。ファーストクラスの就航先でなくても、ファーストクラスタグは用意されているんですね。手荷物で最初に出てきたスーツケース、5個連続でRIMOWAだったのは少し面白かったです。

まとめ

今回はスケジュール上仕方なかったですが、バンコクは深夜便で移動するには少し近すぎますね・・・地上サービスが良すぎた分、ちょっと微妙に感じる面もありましたが、広々とした座席と親身なサービスは良かったです。次回はA380-800のファーストを体験できるようにスケジュールを組みたいところですね・・・バンコク発便の時間帯は少し使いにくいですが・・・